岨手由貴子監督がメガホンを取り、岸井ゆきのを主演に迎えた川上未映子による同名小説の映画化した『すべて真夜中の恋人たち』。このたび本作の公開日が、2026年11月13日(金)に決定し、あわせて特報映像が公開された。
原作は、2008年「乳と卵」で芥川賞、2019年「夏物語」で毎日出版文化賞を受賞した川上未映子による初の恋愛小説「すべて真夜中の恋人たち」(講談社文庫)。2011年の発行、全米批評家協会賞小説部門に日本人初ノミネート、米「TIME」誌の〈2022年の必読書100冊〉にも選出されるなど、海外でも人気を博し、国内累計発行部数40万部を突破している。


主人公は、人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子。ひょんなことから年上の物理教師・三束と出会い、交流を深めていく中で、自らの孤独や感情と向き合っていく恋愛物語。川上にとって初となる長編小説の映像化作品の監督・脚本を担ったのは『あのこは貴族』以来約5年ぶりの長編映画となる岨手由貴子。“光”が鍵となる物語にちなみ、撮影形式は16mmフィルムが選ばれ、音楽は原作でも重要視されていたショパンを使用。5月にカンヌ国際映画祭でワールドプレミアを果たした本作は、海外批評家から高評価を受け、フランスや韓国など現時点で全世界10か国での配給が決まっている。


キャストは、主人公・冬子役は岸井ゆきの、三束役は浅野忠信が務め、その他には森田望智、深川麻衣、塩野瑛久ら実力派俳優が名を連ねる。さらに松坂桃李が語り役として声のみの出演を果たし、物語に奥行きを与えている。第79回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、海外からも賞賛を浴びた話題作。現代人が抱えるリアルな孤独感や、それでも人と向き合うことの幸せや尊さをまっすぐに描いた繊細な人間ドラマを内包しながら、すべての人々を優しい光で包み込む。
このたび公開された特報映像は、フリーの校閲者として働く冬子が、年上の物理教師・三束と出会い、細やかな交流を重ねていくうちに恋に落ちていく様子が描かれる。「三束さんが言う光は、私がイメージしている光と同じものですか?」「同じものをイメージしていると思います」という会話から二人の心の距離が近づいていく様が窺える。映像を締めくくるタイトルを読み上げるのは、ナレーションの松坂桃李。繊細で美しい光を用いて描き出される大人のラブストーリーに期待がかかる映像となっている。

映画『すべて真夜中の恋人たち』は、2026年11月13日(金)全国公開。

人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子。ひょんなことから年上の物理教師・三束と出会い、交流を深めていく中で、自らの孤独や感情と向き合っていく。
監督・脚本:岨手由貴子
原作:川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」(講談社文庫)
出演:岸井ゆきの、浅野忠信、森田望智、深川麻衣、塩野瑛久、中村優子、長井短、祷キララ、中井友望、林裕太、松坂桃李(語り)
配給:ビターズ・エンド
©2026『すべて真夜中の恋人たち』製作委員会
2026年11月13日(金) TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
公式サイト subemayo