Dec 26, 2025 news

カンヌでグランプリ! ゴールデングローブ賞8ノミネート! 映画『センチメンタル・バリュー』 本予告映像公開 監督コメント映像も

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賞レースを席巻中のヨアキム・トリアー監督最新作 映画『センチメンタル・バリュー』。このたび本作の本予告映像が公開された。

本作は2025年、第78回カンヌ国際映画祭で本映画祭最長19分間に及ぶ圧巻のスタンディングオベーションで会場を沸かせ、堂々のグランプリ受賞。そして先日米国時間12月8日に発表された第83回ゴールデングローブ賞では、作品賞、監督賞、脚本賞、非英語作品賞のほか、主演女優賞(レナーテ・レインスヴェ)、助演男優賞(ステラン・スカルスガルド)、そして助演女優賞からはインガ・イブスドッテル・リッレオースとエル・ファニングのWノミネートと、メインキャスト全員がノミネートされ「ワン・バトル・アフター・アナザー」に次ぐ主要部門7部門、計8ノミネートを果たした。
さらには第98回アカデミー賞において、キャスティング賞、撮影賞、国際長編映画賞のショートリストに選出。オスカー受賞の期待が高まっている。

このたび公開された本予告映像では、俳優ノーラ(レナーテ・レインスヴェ)の前に、かつて自分と家族を捨てて以来、長く音信不通だった映画監督の父・グスタヴ(ステラン・スカルスガルド)が現れる。突然の再会とともに差し出されたのは、「お前のために書いた」という新作映画の主役オファー。「今さら関わらないで」――ノーラが父を突き放すその瞬間から<こわれた親子>の物語は動き出す。

やがてグスタヴは、ノーラの代役としてアメリカ人人気スターのレイチェル(エル・ファニング)を抜擢。かつて家族の思い出が詰まった実家で撮影を行うため、ロケハンにレイチェルを連れてくる。その出来事が、ノーラに再び父への想いと向き合うことを強いる。許しがたい父への感情。しかし、憎しみに囚われて前に進めない自分自身もまた許せない――。「私だけ失敗作」と妹のアグネス(インガ・イブスドッテル・リッレオース)に告白、姉妹が抱き合うシークエンスは胸を締めつける。

「受け入れたいのに、許せない」。親子だからこそ割り切れない思いを抱えるノーラと、映画を通して想いを伝えようとするグスタヴ。その間に絡み合うレイチェル、そしてアグネス。4人それぞれの感情が交錯して‥‥。 

さらには、ヨアキム・トリアー監督から日本の観客に向けたメッセージも到着。「こんにちは」と日本語の挨拶から始まり、「『センチメンタル・バリュー』が日本公開されるとのこと、とても嬉しいです。是非、劇場で観ていただきたいです。深い家族の物語なのですが、大きいスクリーンで観ていただくのが一番だと思います。どうぞ、ご覧ください。」と、日本での劇場公開を喜ぶメッセージとなっている。

映画『センチメンタル・バリュー』は、2026年2月20日(金)より全国公開。

作品情報
映画『センチメンタル・バリュー』

オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演を娘に依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェルが抜擢。さらに撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく。

監督:ヨアキム・トリアー

出演:レナーテ・レインスヴェ、ステラン・スカルスガルド、インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング

配給:NOROSHI ギャガ

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2026年2月20日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

公式サイト sentvalue_NOROSHI