“疾走系”犯罪映画の金字塔『ジャグラー/ニューヨーク25時』が4Kリマスターされ、映画『ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版』として公開される。この度、本作の予告映像が公開された。

1970年代終わりのまだ危険で猥雑だった頃のニューヨーク。シングルファザーの元警官ボイドは、学校に送る途中の娘キャシーを、富豪の娘と勘違いした誘拐犯に目の前で連れ去られてしまう。警察はアテにならないばかりか、ボイドに恨みをもつ元同僚の巡査部長からは逆に執拗に追われることに。タクシー運転手、ポルノショップの女、サウスブロンクスの不良グループ、動物登録所の女など、都会に生きる人々が入り乱れ、ノンストップの奪還劇が始まる。




その息つく間もないスピード感と臨場感にあふれる物語に世界で多くのファンを獲得した本作は、権利問題から世界的に長らく鑑賞が難しく、配信はおろかパッケージとしても1980年代に一度VHSが発売されただけの“幻の名作”と言われていた。この度、満を持して4Kリマスターされ、劇場のスクリーンに帰ってくる。




公開された予告映像では、当時のニューヨークのカオスティックな街の様子が映し出され、クエンティン・タランティーノ「最高のカーアクションだ!!」ショーン・ベイカー「古き良き時代のいかがわしいニューヨークが見事に描かれている。」というコメントが躍る。
映画『ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版』は、2025年12月5日(金)より全国順次ロードショー。

元警察官で現トラック運転手のショーン・ボイドは妻と別れ、一人娘キャシーと2人で暮らしていた。今日はキャシーの15歳の誕生日。ボイドはバレエ公演のチケットをプレゼントし、学校に行くキャシーをセントラル・パークまで送り、2人にとっていつもと変わらない平穏な1日が始まるはずだった。しかし突然、キャシーは見知らぬ車に引きずり込まれてしまう。目の前で娘を誘拐されたボイドは必死に後を追うも、追跡途中で車の横転事故を起こし、病院に搬送されてしまう。病院でケガの手当を受けつつも、トネリ警部補率いるNY市警察捜査チームによる事情聴取に業を煮やしたボイドは病院を抜け出し、独自に娘の捜索に走り出す。
監督:ロバート・バトラー
原作:ウィリアム・P・マッギヴァーン
出演:ジェームズ・ブローリン 、クリフ・ゴーマン、リチャード・S・カステラーノ、ダン・ヘダヤ、ジュリー・カーメン、アビー・ブルーストーン
配給:ザジフィルムズ
©1980 GCC Films, Inc
2025年12月5日(金) シネマート新宿ほか全国順次ロードショー