茨城の⽥舎町に住む⼥⼦⾼⽣カップルの⽇常と別れを描く短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』の公開が決定し、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。

16歳、茨城の⽥舎町に住む⼥⼦⾼⽣カップルの仁美と菜穂。アイドルになることを夢⾒る菜穂を、仁美は献⾝的に⽀えていた。ある⽇、菜穂から「K-POP アイドルになるため韓国に⾏く」と告げられ、2⼈に突然の別れが訪れる。

主人公 仁美を演じるのは、ドラマ「御上先⽣」や今秋には主演作 『消滅世界』の公開も控える蒔⽥彩珠。アイドルを夢⾒る菜穂役を、ドラマ「顔に泥を塗る」や『⻘春ジャック ⽌められるか、俺たちを2』などで注⽬を集める碧⽊愛莉が演じた。


近年主に脚本家として活動している洪先恵が初監督を務め、⾃らの体験に基づいて描き出した本作は、第20回⼤阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部⾨、第39回 BFIフレア:ロンドン LGBTIQ+映画祭 Daydreamer部⾨をはじめ各国の映画祭に多数選出され、韓国 第13回ディアスポラ映画祭では観客賞を受賞するなど⾼い評価を受けている。


【コメント】
▼蒔⽥彩珠
サラバ、さらんへ、サラバは、有難いことに、様々な映画祭などで上映されていますが、撮影当時は⽇本での劇場公開が決まっていませんでした。そのため、撮影から 2 年が経った今、⽇本でも上映されることになりとても嬉しいです。撮影期間は2週間ほどであっという間だったのですが、スタッフキャスト全員で試⾏錯誤しながら臨むことができた楽しい撮影でした。より多くの⼈に観ていただけると嬉しいです。
▼碧⽊愛莉
外⼭菜穂を演じました、碧⽊愛莉です。LGBTQ 作品が増える中で、⾃分の留学経験を初めて活かせた作品で、⼼からやり甲斐を感じました。セリフよりもト書きの多い台本で、⾔葉にしきれない 2 ⼈の空気感がより仁美と菜穂の関係性をグッと⾼められたと感じています。オーディションを経て、相⼿役が蒔⽥彩珠さんと聞いたときは本当に驚きましたが、初⽇から安⼼感を与えてくださる⽅で、明るい現場で本当に楽しくお芝居をすることができました。未来を変える⼒は、⾃分の中にある。そう信じられるようになった作品です。劇場でお届けできること、⼼から嬉しく思います。たくさんの⽅に観ていただけたら嬉しいです。
▼洪先恵
いつの間にか終わってしまった初恋を思って作った映画です。同性の相⼿に⻑い間⽚思いして、やっと両思いだと分かった途端、ケンカも、話し合いもできないまま、親同⼠の話し合いだけで無かったことにされてしまった記憶。その記憶は29歳の今になっても、解決できないモヤモヤとしてまだ私の中に残っています。だからこそ、本気で別れに向き合う⼥の⼦たちを描きたいと思いました。ダサくても、汚くても、2⼈にとっては真剣な、⾃分たちで決めた別れです。映画を観てくれる皆さんも、⾃分の真剣だった恋を思い出してほしいと思います。
短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』は、2025年9⽉26⽇(⾦) 新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ梅⽥、T・ジョイ博多ほかロードショー。

16歳、茨城の⽥舎町に住む⼥⼦⾼⽣カップルの仁美と菜穂。アイドルになることを夢⾒る菜穂を、仁美は献⾝的に⽀えていた。ある⽇、菜穂から
「K-POP アイドルになるため韓国に⾏く」と告げられ、2⼈に突然の別れが訪れる。
脚本・監督:洪先恵
出演:蒔⽥彩珠、碧⽊愛莉、テイ⿓進、⽯崎なつみ、笠本ユキ、涌⽥悠
撮影:古屋幸⼀ 照明:加藤⼤輝 録⾳:⽊原広滋
配給:イハフィルムズ
©テレビマンユニオン
2025年9⽉26⽇(⾦) 新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ梅⽥、T・ジョイ博多ほかロードショー