Feb 28, 2025 news

“上級国民”の戯れに裁きの鉄槌は下るのか 資本主義の終末的世界をシニカルなユーモアで描く問題作 映画『我来たり、我みたり、我勝利せり』

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ミヒャエル・ハネケ、ウルリヒ・ザイドルらを生んだオーストリアの新たな鬼才・ダニエル・ヘールス、ユリア・ニーマン両監督作品、映画『我来たり、我みたり、我勝利せり』。この度、本作の予告映像、ポスター、場面写真が公開された。

本作は、監督デュオ ダニエル・ヘールス、ユリア・ニーマンの日本初公開作品。製作は、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭を賑わせた『パラダイス三部作』『サファリ』のウルリヒ・ザイドル。

起業家として億万長者に成り上がり、幸福で充実した人生を送るマイナート家。一家の長であるアモンは、家族思いで趣味の狩りに情熱を注いでいる。しかし、アモンは“狩り”と称し、何カ月も無差別に人を撃ち殺し続けていた。“上級国民”である彼を止められるものはもはや何もない。ある日、そんな父親の傍若無人な姿を目の当たりにしていた娘のポーラが、父親と“狩り”に行きたいと言い出す。

映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』は、2025年6月6日(金)より全国順次公開。

作品情報
映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』

起業家として億万長者に成り上がり、幸福で充実した人生を送るマイナート家。一家の長であるアモンは、家族思いで趣味の狩りに情熱を注いでいる。ただ、アモンが狩るのは動物ではない。莫大な富を抱えた一家は“何”だって狩ることが許されるのだ。アモンは“狩り”と称し、何カ月も無差別に人を撃ち殺し続けている。“上級国民”である彼を止められるものはもはや何もない。一方、娘のポーラはそんな父親の傍若無人な姿を目の当たりにしながら、“上級国民”としてのふるまいを着実に身につけている。ある日、ついにポーラは父親と“狩り”に行きたいと言い出す。

監督:ダニエル・ヘースル、ユリア・ニーマン

出演:オリヴィア・ゴシュラー、ウルシーナ・ラルデ、ローレンス・ルップ、マルクス・シュラインツァー、ゾーイ・シュトラウプ

配給:ハーク

©2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH

2025年6月6日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか 全国順次公開

公式サイト hark3.com/vvv