昨年3月に行われた第1回が、世界で初の長編アニメーション中心の映画祭として反響を呼んだ映画祭が今年も開催される。この度「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の予告映像が公開された。
この度、公開された予告映像は、長編コンペティション部門に集まった29の国と地域、49作品から選ばれたノミネート作品12作品の映像を使い、アニメーション表現ならではの疾走感あふれる映像に仕上がった。
第2回を迎える本年は、長編コンペティション審査員長にアニメーションスタジオ・カートゥーン・サルーンのノラ・トゥーミーを迎え、レトロスペクティブ部門では長編映画全作品ラインナップの高畑勲特集、イベント上映では今世界を舞台に活躍する湯浅政明監督の貴重な短編の特集上映、『機動戦士ガンダム』シリーズの富野由悠季監督の来場がなど、豪華ラインナップがに注目が集まっている。
<第2回新潟国際アニメーション映画祭 長編コンペティション部門ノミネート作品>
『深海からの奇妙な魚』監督:マルセロ・マラオン(ブラジル)
『コヨーテの4つの魂』監督:アーロン・ガウダー(ハンガリー)
『ケンスケの王国』監督:ニール・ボイル、カーク・ヘンドリー(イギリス)
『クラユカバ』監督:塚原重義(日本)
『アリスとテレスのまぼろし工場』監督:岡田麿里(日本)
『マントラ・ウォーリアー ~8つの月の伝説~』監督:ヴィーラパトラ・ジナナビン(タイ)
『マーズ・エクスプレス』監督:ジェレミー・ペラン(フランス)
『オン・ザ・ブリッジ』監督:サム&フレッド・ギヨーム(スイス、フランス)
『スルタナの夢』監督:イザベル・エルゲラ(スペイン)
『インベンター』監督:ジム・カポビアンコ、ピエール=リュック・グランジョン(アメリカ)
『アザー・シェイプ』監督:ディエゴ・フェリペ・グスマン(コロンビア)
『アダムが変わるとき』監督:ジョエル・ヴォードロイユ(カナダ)
「第2回新潟国際アニメーション映画祭」は2024年3月15日(金)から20日(水)開催。(上映等の映画祭情報は公式HPで随時発表)
アニメーションやマンガ関連に従事する人々を約3,000名以上排出している、日本有数のアニメ都市、新潟。世界に向けてアニメーションやマンガという日本特有の文化を発信していく拠点となる新潟が、世界のアニメーション作品が交差する文化と産業のハブとして発展していくことを目指す、アジア最大規模のアニメーション映画祭。
主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会
企画制作:ユーロスペース+ジェンコ
会期:2024年3月15日(金)~20日(水)
公式サイト niaff