第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督が、製作スタジオ サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作、映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』。この度、オリエンタルラジオの藤森慎吾がナレーションを担当した、本作のスポット映像が公開された。
「自分の出演している番組で予告を見てからすごく興味を持っていて、 ナレーションのオファーを聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかったです!」とかねてより本作に注目していたという藤森。実際にナレーションに挑んだ感想として「この短い時間だけでも、予告を見てもらって元気になれそうな映像だったので、作品の魅力を伝える助けになれればいいなと思っています。」とコメント。
本作は2001年のワールドカップ予選で史上最悪の0-31の大敗をした米領サモアチームの元に、悩みを抱えた鬼コーチ:トーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)がやってくることで、チームメンバーも彼とともに成長していく物語。藤森にとって、自身の道しるべとなった指導者の1人はタモリだったという。
「あの”チャラ男”の良さを見出してくれたのはタモリさんだったんです。下品だとか、みっともないって言われる中、唯一肯定してくれて、“もっとやれ。もっと伸ばせと、縮こまらずに。やれやれ。それがお前の良さだから”って言ってくれたのが、すごく自信になりました。周りから見たらダメって思われることでも、尊敬していたり憧れている人に言われると、すごい力になるなと思いましたね。」と憧れの大先輩から背中を押してもらえたことが自信につながったと話した。
また、米領サモアチームのように、挫折を経験したからこそその先の新しい人生が開けていく物語にも共感をおぼえ「挫折だらけでしたが、挫折があったから今があるな、とも思います。僕らはデビューがすごく調子が良くて成功からのスタートだったので、そこからの挫折は結構辛いものがありました。受け入れられない、認めたくない自分がいるんですけど、それでもちゃんと現実と向き合って、コツコツやっていかなければいけないんだ、と学べました。2度3度と挫折を味わいましたが、その度に学ぶことができたり、より自分が成長できたと感じます。」と自身の経験を振り返る。
さらに、「自分でもがくこともありましたが、いろんな人に話を聞いてみたり、人を見て学べることを探したりもして、あらゆる局面で人に支えられて助けてもらえたな、と今とても実感しています。」と周りの人の支えへの感謝とともに、誰かと繋がり頼ることの大切さについても言及。「悩んだり落ち込んだり、絶望した時って孤独に感じてしまいますが、そんな時もやっぱりいつも人に助けてもらえた。だから、人を頼ることは全然恥ずかしいことじゃないし、自分で乗り越えられないことだらけで、“1人じゃない”というメッセージもこの作品には詰まっているので皆さんにも是非伝えたいです。」と語った。
映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』は、2024年2月23日(金・祝)より全国ロードショー。
2001年、サッカーワールドカップ予選史上最悪の 0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図る。果たして奇跡の1勝は挙げられるのか‥‥!?
監督・脚本・製作:タイカ・ワイティティ
出演:マイケル・ファスベンダー、オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2024年2月23日(金・祝) 全国ロードショー
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