Oct 27, 2021 news

主演・有村架純×岸善幸監督が描き出す本格社会派エンターテインメント映画『前科者』特報映像が公開

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「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて2018年1月から連載が始まった原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画「前科者」が実写映像化され映画『前科者』として、2022年1月28日(金)より劇場公開が決定。そして、映画公開に先駆け、11月20日(土)よりWOWOWにて連続ドラマも放送・配信される。

原作はテレビドラマ「監察医 朝顔」の原作や『羊の木』(18)などの映画脚本も手掛ける香川まさひとが、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品で、2019年「第3回さいとう・たかを賞」の最終候補に選ばれた社会派ヒューマンドラマ。

主演を務めるのは、大ヒット映画『花束みたいな恋をした』(21)での好演が記憶に新しい有村架純。有村が演じる主人公・阿川佳代は、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の女性。共演には、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠に6年ぶりの映画出演となる森田剛。さらに脇を固めるキャストには磯村勇斗、リリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、マキタスポーツから、ドラマ版の続投となる石橋静河、北村有起哉、宇野祥平に加え、様々な作品で存在感を放つ個性派、演技派俳優たちが集結した。

映画版では阿川佳代が保護司として凶悪犯罪やままならぬ現実に立ち向かう姿が描かれており、原作にはない完全オリジナル作品として描かれる。映画版の特報映像では「人殺しでも、更生出来ると思いますか?」と仮釈放中の工藤誠がつぶやくその言葉に、力強く「はい」と答える保護司・阿川佳代。物語の中心となる2人の関係性が垣間見えるが、容疑者として浮上した工藤誠の名を読み上げる刑事・滝本の固い声が響き渡る。過去に向き合い続ける者と、その未来に寄り添う者、その先に“希望”や“再生”はあるのだろうか。

脚本と監督を務めるのは、2017年に公開された『あゝ、荒野』で数々の賞を受賞するなど、今最も次回作が期待される岸善幸監督。満を持して本作を本格社会派エンターテイメント作品として描き出す。

ドラマ版では、新人保護司の阿川佳代が様々な「前科者」と向き合い成長する様を描く。ドラマの放送後にはAmazon Prime Videoでの見逃し配信も予定されている。

映画『前科者』は、2022年1月28日(金)より全国公開。

作品情報
映画『前科者』

罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。保護司を始めて3年の阿川佳代は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由も次第に明らかになっていき・・・。

監督・脚本・編集:岸善幸

出演:有村架純、磯村勇斗、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平、リリー・フランキー、木村多江 / 森田剛

配給:日活・WOWOW

© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会

映画版 2022年1月28日(金) 全国公開
(ドラマ版 2021年11月20日(土) WOWOWにて放送・配信)

公式サイト
映画版 zenkamono-movie.jp
(ドラマ版 wowow.co.jp/drama/original/zenkamono_drama/