Mar 13, 2023 news

【米アカデミー賞発表】ブレンダン・フレイザー、ハリウッドに返り咲く 主演男優賞は映画『ザ・ホエール』

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日本時間3月13日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第95回アカデミー賞授賞式。映画『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザーが、本年度の最優秀主演男優賞を受賞した。

最優秀主演男優賞 ACTOR IN A LEADING ROLE winner

ブレンダン・フレイザー
『ザ・ホエール』自ら壊した家族の絆を取り戻そうとする最期の5日間

2022年12月9日 米国初公開   全世界興行収入:32,487,124ドル (2023年3月6日時点)
第95回アカデミー賞授賞式 字幕版 3月13日(月)夜10:00よりWOWOWで放送・配信 ©︎Getty Images Kevin Winter 

『ハムナプトラ』シリーズや『センター・オブ・ジ・アース』の主演を務めるも、長らく表舞台から遠ざかっていたブレンダン。彼にとってこれが初のオスカーとなる。

本作は、A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作。アメリカで拡大公開され、インディーズ作品の2023年のアカデミー賞候補作の中でも、同A24製作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とともに1,000万ドルを突破するヒットを記録した。

絶賛の声が寄せられているブレンダンが、本作『ザ・ホエール』で演じたのは、余命わずかな272キロの巨体の男チャーリー。この役に挑むにあたり、彼は体重の増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用した。かつてスター俳優として、煌めいていた爽やかで端正な顔立ちは見る影もない。

撮影期間はおよそ40日間に及び、毎回スタジオに早入りし、4時間を超える特殊メイクを施したうえで、余命幾許もなく身を削るような役を演じるという肉体的にも精神的にもハードな撮影を行っていた。

そのうえで獲得した主演男優賞、それだけでなく本作は最優秀メイクアップ&ヘアスタイリング賞も受賞している。

映画『ザ・ホエール』は4月7日より TOHO シネマズシャンテほかにて全国公開。

作品情報
映画『ザ・ホエール』

ボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた‥‥。

監督:ダーレン・アロノフスキー

原案・脚本:サム・D・ハンター

出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン

配給:キノフィルムズ

©courtesy of A24
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2023年4月7日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

公式サイト whale-movie.jp