ピエール瀧の映画単独主演作、映画『水平線』の本予告映像が公開された。
本作は、福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま立ち止まってしまった、ある親子の物語。
震災で妻を失った井口真吾は、個人で散骨業を営みながら一人娘、奈生と暮らす日々。ある日、彼のもとに持ち込まれた遺骨は、かつて世間を賑わせた通り魔殺人事件の犯人のものだった。苦しい選択を迫られるなか、真吾が下した決断は。
震災で妻を失い心に傷を抱えたまま、高齢者や生活困窮者を相手に散骨を請け負う主人公・井口真吾をピエール瀧が演じる。真吾の一人娘で、父との心の亀裂に悩む奈生役には、TVドラマ「his ~恋するつもりなんてなかった~」、映画『青葉家のテーブル』などで注目される若手女優、栗林藍希。ほか足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、渡辺哲ら実力派キャストが名を連ねる。
監督は本作が長編映画監督デビューとなる小林且弥。小林監督は2001年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、主演映画『ランニング・オン・エンプティ』や『ロストパラダイス・イン・トーキョー』『あゝ、荒野』などに出演。
2021年に映像プロジェクト集団STUDIO NAYURAを設立し神奈川芸術劇場にて舞台「象」(22)を演出し、またオムニバス映画『無情の世界』では企画・プロデュースを手掛けるなどプロデューサー、演出家、映画監督と多岐にわたって活躍している。本作主演のピエール瀧とは、2013年に白石和彌監督『凶悪』でヤクザの兄貴と舎弟の役柄で共演し、意気投合。自身初の監督作品の主演にはピエール瀧しかいないと切望し、今回、俳優×監督としての再タッグが実現した。
映画『水平線』は、2024年3月1日(金)より全国順次公開。
福島県のとある港町。震災で妻を失った井口真吾は、個人で散骨業を営みながら一人娘、奈生と暮らす日々。ある日、彼のもとに持ち込まれた遺骨は、かつて世間を賑わせた通り魔殺人事件の犯人のものだった。苦しい選択を迫られるなか、真吾が下した決断は‥‥。
監督:小林且弥
出演:ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、高橋良輔、清水優、遊屋慎太郎、大方斐紗子、大堀こういち、渡辺哲
配給:マジックアワー
©2023 STUDIO NAYURA
2024年3月1日(金) テアトル新宿ほか全国順次公開
公式サイト suiheisen