Apr 06, 2022 news

映画『スパークス・ブラザーズ』著名人たちがスパークスに受けた衝撃を語る特別映像が公開

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『ラストナイト・イン・ソーホー』『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督が手掛けた初の音楽ドキュメンタリー映画『スパークス・ブラザーズ』。

元ビートルズのポール・マッカートニー、俳優マイク・マイヤーズ、パロディ音楽家アル・ヤンコビック。それぞれの分野の超一流には共通した推しアーティストが存在する。それが、スパークス。前述の3名をはじめ、実は世界のポップカルチャーに影響を与えたスパークスの知られざる驚きの実話が明らかになる本作の特別映像が公開された。

約50年も前に発表された「This Town Ain’t Big Enough For Both Of Us」は、今月にApple公式YouTubeチャンネルで配信開始された新しいiPad AirのCMにも採用されるなど今も話題のスパークスの代表曲だが、イギリスの作家ニール・ゲイマンは本楽曲を聴いた時の感想を「こんなの初めてだって思った」とコメント。続けて「評論家たちはおもしろいバンド(=スパークス)を過小評価する」と語るのはアコーディオン奏者アル・ヤンコビック、さらに『オースティン・パワーズ』でお馴染みのコメディ俳優マイク・マイヤーズは「私と兄は思ったよ。“やられた!すばらしい!”」と出会った時の衝撃を語る。

『ペット2』などに参加するコメディ俳優のパットン・オズワルドは「アヤシい動きが女性をひきつける」とラッセルを描写、『フレンチ・ディスパッチ~』などウェス・アンダーソン監督作常連の俳優ジェイソン・シュワルツマンはポールのパフォーマンスについて「ビートルズの一人がロンに扮装した。すごすぎる」と嘆声をもらす。それぞれが自身とスパークスの出会いや受けた衝撃を語るのだが、全員が熱をもって嬉しそうに話す姿が印象的。

その他、ベックや、テイラー・スウィフトやロードのプロデュースも努めるジャック・アントノフらアーティスト、コメディアンたちから「スパークスは道を切り開いている」「アーティストは前進し続けないと」とスパークスへの賞賛が様々な角度から寄せられる。「彼らの曲は深堀が必要だ。でも一度掘ると見返りは大きい」と話すパットン・オズワルド。ポール・マッカートニーにオマージュされ、ベックなど誰もが知るアーティストに影響を与え続けるスパークス、本作はそんなスパークスの50年以上に渡る歴史が遂に紐解かれる。

映画『スパークス・ブラザーズ』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他にて全国公開。

作品情報
映画『スパークス・ブラザーズ』

兄ロンと弟ラッセルのメイル兄弟からなる「スパークス」は、デビュー以来、謎に包まれた唯一無二のバンド。レオス・カラックス監督最新作『アネット』で原案・音楽を務めたことでも話題沸騰中。そんな彼らの半世紀にもわたる活動を、貴重なアーカイブ映像やバンドが影響を与えた豪華アーティストたちのインタビューと共に振り返る。

監督:エドガー・ライト

出演:スパークス(ロン・メイル、ラッセル・メイル)、ベック、アレックス・カプラノス、トッド・ラングレン、フリー、ビョーク(声)、エドガー・ライトほか

配給:パルコ ユニバーサル映画

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2022年4月8日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他全国公開

公式サイト universalpictures.jp/micro/sparks-brothers