Mar 21, 2018 news

古川雄輝、桐山漣に古ポンとフルポンの違いを必死に説明!

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第203回

俳優の古川雄輝が、3月21日に丸の内ピカデリー1で行われた、映画『曇天に笑う』の初日舞台挨拶に登壇した。

本作で、福士蒼汰演じる【曇天火】、中山優馬演じる【曇空丸】、若山耀人演じる【曇宙太郎】の“曇三兄弟”と協力し、オロチ復活を目論む忍者集団「風魔一族」に立ち向かう、右大臣直属の部隊「犲(やまいぬ)」で、隊長の【安倍蒼世】を演じた古川は、改めて作品を振り返り「今回は兄弟役で出られなかったので、今度は福士君が弟、大東さん(大東駿介)が兄ちゃん、僕が真ん中で兄弟をやってみたいですね」と願望を口にすると、この映画の後に2回も共演作品があった市川知宏に関しては「もう大丈夫です。お腹いっぱいなので(笑)」と距離を置いていた。

また、福士演じる天火に助けられ曇家に居候する【金城白子】役を務めた桐山漣が「今回「犲(やまいぬ)」メンバーとはセリフを一言も交わしていないので、次は犲(やまいぬ)+桐山漣で作品をやってみたいです」と語りながら、古川のことを「ポンちゃん」と呼ぶと、「漣さんだけ僕のことをポンちゃんって呼ぶんですよ(笑)」と照れる古川。さらに、桐山が「ファンの方たちから「フルポン」って呼ばれてるらしいので」と、その経緯を明かすと、「それだとフルーツポンチです(笑)。僕は古ポンです」と、イントネーションの違いを必死に説明する古川だった。

そして、間もなく春を迎えるのに際して、新しく始めたいことを聞かれた古川は「実はペーパードライバーで運転が下手くそなので、そろそろ脱ペーパードライバーしたいっていうのがリアルな目標ですね。前の作品で運転するシーンがあったんですが、その時はペーパードライバー講習を受けて、ドキドキしながら皇居の周りを運転してました(笑)」と打ち明けていた。

なお、8年前まで大学のダンスサークルで部長を務めていたという古川は今回、映画公式ダンスPV「曇天ダンス 〜D.D〜」(監督:ZUMI/楽曲:サカナクション「陽炎」)の振り付けを急遽、“恋ダンス”などでも知られるMIKIKO氏と担当している。 キャスト陣がステージにてそのダンスを生披露すると、客席からは拍手と歓声が。踊り終えた福士が「いやぁ、緊張しました」、中山が「入りが分からなくて(笑)」と感想を述べる中、古川は「犲(やまいぬ)も一緒に踊れたので良かったです!」と、キラキラな笑顔を見せていた。

舞台挨拶にはその他、本広克行監督、出演の大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人が登壇した。

映画『曇天に笑う』(松竹配給)

映画『曇天に笑う』(松竹配給)は、明治維新後の滋賀県大津を舞台に、300年に一度甦り、人間に災いをもたらすというオロチ(大蛇)を封じ込めるため、曇神社を継ぐ曇家の曇天三兄弟が戦いに身を投じる姿を描いた、唐々煙による人気コミックを実写映画化した作品。

監督:本広克行 脚本:高橋悠也 出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太、宮下かな子、深水元基、山路和弘、東山紀之 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。