Mar 09, 2018 news

松雪泰子、食卓を囲んでいる時に家族の繋がりを実感

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第198回

女優の松雪泰子が、3月8日に上野恩賜公園野外ステージ(水上音楽堂)で行われた、映画『リメンバー・ミー』のジャパンプレミアに出席した。

松雪泰子、食卓を囲んでいる時に家族の繋がりを実感

先日発表された、第90回米アカデミー賞において、長編アニメーション賞と歌曲賞(主題歌賞)を受賞した『リメンバー・ミー』。今や世界中で愛されている本作が、3月16日(金)よりいよいよ日本でも公開となるが、日本語吹替版で【イメルダ】の声を担当する松雪は「世界中で70の賞を受賞していると聞いていたので、アカデミー賞も確信してました。日本での公開前にとても嬉しい知らせでしたし、これから日本中に『リメンバー・ミー』が広まってくれればと思います」と喜びを口にすると、【ヘクター】役の藤木直人は「嬉しい反面、ハードルが上がりすぎて大変ですね(笑)。『日本版のはどうなんだろう?』って思われないかな? もう(声を)録り終えてしまったので、どうしようもないですけど(笑)」と、こちらは若干の不安を募らせていた。

また、本作は、家族との強い絆を描いた作品ということで、“家族との繋がり”を感じるエピソードについて聞かれた藤木は「メキシコの死者の日には、(祭壇に)死者の写真を飾るんですが、僕もアフレコに臨む時は子どもたちの写真を飾ってました。セリフの秒数が決まっていて、とても根気のいる作業で心が折れそうになったんですけど、楽しみに待っている子どもたちのことを思うと頑張れましたね」と、家族思いの良きパパぶりを伺わせていた。

同じく、松雪は「食卓を囲んでいる時は家族の繋がりを感じますし、自宅や実家にもたくさん家族の写真を飾ってるんですけど、それを見ながら「元気かなぁ・・・」って思っている時にメールが届いたりすると、やっぱり繋がってるなと思いますね」と、優しい笑顔をのぞかせていた。

その後、ステージには、日本版エンドソングを担当したシシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラが登場し、楽曲「リメンバー・ミー」を生披露。寒風吹きすさぶ会場を熱い空気で包み込んだ。

演奏を終えたスカパラの谷中敦は「この間、スカパラでメキシコに行ってきたんですけど、この映画はメキシコの方々が胸を熱くするエピソードが満載なので、本国の人が誇りに思う映画ってやっぱり良いなぁって思いましたね」と語り、シシドに対して「いつかメキシコに行って(音楽)やりたいよね?」と投げ掛けると、「そうですねぇ」と同調するシシド。松雪も「私も一緒にメキシコについて行ってライブを観たいです(笑)」と、ノリノリだった。

当日はその他、日本語吹替版声優キャストの石橋陽彩(ミゲル役)、橋本さとし(エルネスト・デラクルス役)、横山だいすけ(パパ役)が出席した。

映画『リメンバー・ミー』(ディズニー配給)

映画『リメンバー・ミー』(ディズニー配給)は、日本で言うところのお盆の風習にあたる、メキシコの祝日「死者の日」を題材に、音楽を禁じられたギター少年の冒険や家族との強い絆を描いた、ピクサー・アニメーションが贈る長編作品。

監督:リー・アンクリッチ 共同監督:エイドリアン・モリーナ 脚本:エイドリアン・モリーナ、マシュー・オルドリッチ 声の出演:アンソニー・ゴンザレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、ベンジャミン・ブラット、アランナ・ウバック、レニー・ビクター、ジェイミー・カミル、アナ・オフェリア・ムルギア、ナタリア・コルドバ=バックリー、ソフィア・エスピノーサ ほか 日本語吹替版キャスト:石橋陽彩、藤木直人、橋本さとし、松雪泰子、横山だいすけ、渡辺直美、大方斐紗子、大抜卓人、カイミ、シシド・カフカ、鈴木拡樹、高柳明音、多田野曜平、立木文彦、チョー、恒松あゆみ、寺田ちひろ、茂木欣一、安野希世乃 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。

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