Mar 12, 2021 news

3月26日公開『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』天才音楽家の創作の裏側を捉えた本編映像解禁

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天才音楽家の創作の裏側を捉えた本編映像解禁!

“芸術”と“科学”、相反するように見えるこの2つの世界が持つ、不思議な共通点について言及することから映像は始まる。
それは、前の2つの数の和が次の数になる“フィボナッチ数列“。
花びらの枚数、貝殻のらせん模様や松ぼっくりのかさの並びなど自然界に数多く存在する不思議な法則だが、作曲に利用されることも多いという。
「ドビュッシーやバルトークはこの数列を用いて曲の盛り上がりを表現した」と語られ、芸術の世界と数学や科学の世界はには美しさの共通項があり「我々が生きる混沌とした世界を読み解くための言葉なんだ」と言及される。
ピアノに向き合いひとり静かに作曲活動に勤しむリヒター。
「作曲中はうまくいくか不安で、落ちていくような感覚だった」と当時を思い起こし「これほど長い曲は頭の中にとどめておけない、思いついた瞬間に書く。従来の作曲法には反したやり方だ」「自分が熟知している領域の中なら、マックス・リヒターらしい曲がすぐ作れる。でも【スリープ】はそういう光から出て、暗闇を探りながら作った」と、8時間にも及ぶ楽曲【スリープ】を製作した際の苦労を明かしている。

各界の著名人総勢13人から本作コメントも到着!

音楽家のコトリンゴ「不思議で穏やかな夢を見ているよう」、アーティスト・インタラクションデザイナー・プログラマ・DJなど多岐に渡って活躍する真鍋大度「表現活動に関わる全ての人に見てもらいたい」と語り、モデルの前田エマ「『睡眠を共有する』そんな夢のような話が、ここには本当にありました。」とその驚きを表現している。

仕事に追われ、誰もが生き急いでいるような現代社会。そんな中、睡眠と芸術を題材に、人間にとって本当に必要なものは何かを考えさせてくれ、同時に、劇場の観客も観賞後は実際にコンサート【SLEEP】に参加したかのように最高級の“眠り”と“目覚め”の体験を感じられる珠玉のドキュメンタリーとなっている本作。
是非劇場で体験していただきたい!

【コメント一覧】<※順不同/敬称略>

コトリンゴさん(音楽家) 
美しい映像と共に、「SLEEP」をちょっと体験できた気持ちになり、不思議で穏やかな夢を見ているようだった。
とても贅沢な音楽会、そして睡眠のかたち。
会場で「SLEEP」と共に眠ると、私はどんな感情と一緒に目覚めるのだろう。
自分のベッド持参で参加してみたい!


真鍋大度さん(アーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ)
権威や政治に負けず自分の信念を貫き通す姿を通じて、作り手として何を大事にすべきか、そして人生において何に重きを置くかを強く問いかけてくる。
表現活動に関わる全ての人に観てもらいたい。


前田エマさん(モデル)
「睡眠を共有する」
そんな夢のような話が、ここには本当にありました。
そしてそれは、芸術家として共に生き抜くパートナーの記録だったのです。

水野蒼生さん(指揮者/クラシカルDJ)

こんなに心地の良い「超低音」を体験したのは初めての経験。
映画はもちろんのこと、あの「SLEEP」の音楽を映画館で堪能できること本当に贅沢な体験!


鈴木惣一朗さん(音楽家)
ぼくも震災の年、ボルダリングジムで眠りにまつわるコンサートをやったことがあって、マックス・リヒターの「SLEEP」の試みのことは気にしておりました。
アルバムを拝聴させていただき、本当に素晴らしかった。
今回の映画体験でも、充分に、その音楽的意図は伝わってきました。刺激になりました。


寒川裕人さん(現代美術家)
はじめは先鋭的なコンサートのドキュメンタリーとして見ていましたが、すぐになにかが違うと気づきました。
この映像、そして『Sleep』自体が、「夫婦ふたりの人生の作品」なのだと。
そう見え始めた瞬間、深く心を打たれました。
リヒターが作る曲が優しいのは、それゆえなのだと。
複雑な現代に必要な癒しだと思います。


山崎まどかさん(コラムニスト)
内省的になって、どんどん感覚が研ぎ澄まされていく。
他の音楽ドキュメンタリーでは決してできないような体験だった。
映画が終わった後は、まるでぐっすり寝たかのように、心から余計なものが取り払われて、本当に清々しかった。
ありがとう、マックス・リヒター。


山崎晴太郎さん(アートディレクター)
まどろみの中に心は何を感じ、身体は何を想うか。
この音の粒の前に全ては露わになる。
音は、我々の身体に委ねられ、肉体を通じて心の奥底へと染み込んでいく。
マックスの音楽を聴きながら、自分自身の人生を聴いているのだ。
誘われる世界は、こんなにも儚く優しさに溢れている。
私たちは皆、固有の一人であり、私たちは皆、固有に美しい。


宇野維正さん(映画・音楽ジャーナリスト)
音を研ぎ澄ませていった先の必然としての、聴取環境そのものを創出するという試み。
それが堅苦しいものではなくどこか微笑ましいところに、
マックス・リヒターという音楽家の本質がある。


西野精治さん (睡眠研究者、著書「スタンフォード式最高の睡眠」)
140億の大脳の神経細胞が同期してハーモニーを奏でる、それが深い心地よい睡眠だ。
私は、マックス・リヒターの音楽と映像が自分の神経細胞と同期することを体験した。
目覚めも爽快だ。ぜひこの体験を分かち合いたい。


佐藤博康さん(㈱イースタンサウンドファクトリー 代表取締役/odessa音響システムスピーカー設計)
音のすごさに驚かされました。感動しました!!
様々な低周波をコントロールしてエネルギー感を操っているようです。
時間軸共に低周波のうねる場所が異なり、心地が良い低周波の海にいるようでした。
ピアノの音色も素晴らしかったです。
ピアノがピアノに、バイオリンがバイオリンに聴こえてました。


村尾泰郎さん(音楽/映画ライター)
この映画を観た後は、眠ること、そして、音楽に耳を傾けることが、いかに豊かな体験なのかを実感できるはず。
そして、「スリープ」を疑似体験するには、暗闇の中、見知らぬ人々と同じ時間を共有する映画館ほど、うってつけの場所はないだろう。


前島秀国さん(サウンド&ヴィジュアル・ライター/マックス・リヒター・プロジェクト企画監修)
僕が2017年の「スリープ」アムステルダム公演で体験した
低周波の重低音が見事に再現されていました。
マックス・リヒターが望んだ通りのサウンドが映画館で聴けて感無量です。


なお「世界睡眠デー」3/19(金)を記念して、続々と本作によるイベントやキャンペーンも開催!

第一弾として、特別なスピーカーシステムを備えたヒューマントラストシネマ渋谷のスクリーン“オデッサ”による本作の特別先行上映会の実施や、第二弾として、世界的ベストセラー「スタンフォード式 最高の睡眠」(サンマーク出版)から生まれた最高の睡眠を生み出す、脳が眠る枕「BRAIN SLEEP PILLOW」のプレゼントキャンペーンを3/12かから実施するなど、公開に向けて続々と盛り上がりを見せている!

【世界睡眠デー(3/19金)を記念したキャンペーン続々開催!】

<第一弾>
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』特別先行上映開催!
*マックス・リヒター&ユリア・マールよりショートメッセージ映像公開
*来場者全員にプレスブックプレゼント!
*通常料金¥1800-(各種割引使用可・ムビチケ使用不可)
★日程: 3/19(金) 18:15開映(上映時間99分)
★劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷/シアター1(odessa上映)
★チケット発売開始:3/12(金)19:00より(オンライン)、13(土)オープンより(劇場窓口)

<本件に関するお問い合わせ先>
ヒューマントラストシネマ渋谷(劇場の営業時間内 03-5468-5551)
https://www.ttcg.jp/human_shibuya

<第二弾>
「スタンフォード式 最高の睡眠」(サンマーク出版)から生まれた最高の睡眠を生み出す、脳が眠る枕が当たるキャンペーンを開催!
★商品名:「BRAIN SLEEP PILLOW」 STANDARDタイプ 
★販売価格:ダブルメッシュカバーとのセット 30,000円(税抜)
★応募方法:作品公式Twitter&Instagram 「@maxsleepmovie」をフォローの上、
2つのハッシュタグ #SLEEP #マックスリヒターをつけて、「@maxsleepmovie」にアップされている、本プレゼントキャンペーン告知をリツイートor作品のレビューや期待をコメントしてくださった方の中から、抽選で1名様にプレゼント(キャンペーン期間:2021/3/12~4/15、プレゼント発送時期:4月下旬予定)

<本件に関するお問い合わせ先>
アットエンタテインメント(平日10:30~18:30 03-6419-3737)
http://www.at-e.co.jp/

3月26日(金) 新宿シネマカリテ、
ヒューマントラストシネマ渋谷、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

©2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved
ドキュメンタリー映画『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』

監督:ナタリー・ジョンズ
製作:ステファン・デメトリウ、ジュリー・ヤコベク、ウアリド・ムアネス、ユリア・マール
撮影:エリーシャ・クリスチャン
出演:マックス・リヒター、ユリア・マール、(ソプラノ)グレイス・デイヴィッドソン、(チ ェロ)エミリー・ブラウサ、クラリス・ジェンセン、(ヴィオラ)イザベル・ヘイゲン、(ヴァイオリン)ベン・ラッセル、アンドリュー・トール
/2019 年/イギリス/英語/99 分/シネスコサイズ/原題:Max Richterʼs Sleep/映倫:G
配給:アット エンタテインメント
©2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved
【公式 HP】max-sleep.com

3月26日(金)
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開