Sep 07, 2022 news

奈良のまちと映画を楽しむ!次世代を担うユースたちが主役の「なら国際映画祭 for Youth 2022」が9月17日より開催

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「なら国際映画祭for Youth 2022」は、次世代を担う子どもたちの才能を発掘することを目的に、中高生が主役となる映画祭。9月17日(土)〜19日(月・祝)に開催される。

本映画祭は「ユース映画制作ワークショップ」「ユース映画審査員」「ユースシネマインターン」の3つのプログラムから構成されており、各プログラムをインターン生たちが企画と運営を行う。

プログラム1 : 映画を創る「ユース映画制作ワークショップ」

夏休みの1週間、沖縄在住で台湾出身の黄インイク監督を講師に迎え、夏休みの1週間、プロスタッフのアドバイスの元、奈良の地で自由な映画づくりを体験するワークショップを開催。初対面の子供たちが、にわかにチームとなり、大人の口出しを一切許さない現場で自分自身を表現する時間に没頭。企画から撮影、編集までをたった1週間で完成させた。完成した映画と制作過程を記録したメイキング映像を会場にて上映。

[上映作品] 『制服を着たままで』 / 『ここには Qも Aもなかった。』 / 『遺らずの雨』

プログラム2 : 映画を観て、審査する「ユース映画審査員」

「ベルリン国際映画祭 ジェネレーション」推薦の長編映画5作品と「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア2022 受賞作品プログラム」の短編映画5作品を映画祭にて、10代の審査員が審査。その後。ユース審査員による各部門の最優秀作品「クリスタルSHIKA賞」の発表を行う。対象作品は各会場にて上映。

[長編部門:ベルリナーレ・スポットライトジェネレーション作品]
『コメディクイーン』 / 『マイスモールランド』 /  『アリス』 / 『ステイ・アウェイク』 / 『カインド・ハート』

[短編部門 SSFF & ASIA 2022 受賞作品]
『その⼿』 /『The Voice Actress』/  『迷惑なクマ』 / 『素足の女王』 / 『夢の中で』

プログラム3 : 映画を魅せる・届ける「ユースシネマインターン」

すでに完成している映画作品をより多くの人にどうすれば知ってもらえるか。宣伝戦略やアクションプランを作成し、配給宣伝・広報活動をすべてユースメンバーが行う2020年より新設のプログラム。対象作品は、「ユース映画審査員」プログラムでも講師を務めた、黄インイク監督作品『緑の牢獄』 (2021) 。映画祭最終日に、トークイベント付きの作品上映会が行われる。

[上映作品] 『緑の牢獄』

また、9月19日(月・祝)からは、インターナショナルコンペや学生コンペティションをはじめ、カンヌ映画祭2022の短編受賞作品などが揃う「なら国際映画祭2022」も開催される。水川あさみ、別所哲也、永瀬正敏、加藤雅也などのゲストも来場し、水川あさみ初監督作品ほかの上映や地域の魅力を国内外へ伝えていく加藤雅也セレクション作品上映会なども開催。コンペティション作品などラインナップ全73作品のプログラムは、現在「なら国際映画祭2022」特設サイトにて公開中。

イベント情報
「なら国際映画祭 for Youth 2022」

「なら国際映画祭for Youth 2022」は、「ユース映画制作ワークショップ」「ユース映画審査員」「ユースシネマインターン」の3つのプログラムから、次世代を担う子どもたちの才能を発掘するための中高生が主役となる映画祭。

日程:2022年9月17日(土)〜 9月19日(月・祝)

会場:[メイン] 東大寺 総合文化センター金鐘ホール
[サブ] 奈良公園バスターミナルレクチャーホール

主催:NPO法人なら国際映画祭

公式サイト nara-iff.jp/2022/