『幸福なラザロ』などのアリーチェ・ロルヴァケル監督最新作、映画『墓泥棒と失われた女神』の90秒予告映像と本ビジュアルが公開された。
80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく。
監督は、『夏をゆく人々』で第67回カンヌ国際映画祭においてグランプリ、『幸福なラザロ』では脚本賞を受賞した、アリーチェ・ロルヴァケル。
主人公アーサーを演じるのは、『ゴッズ・オウン・カントリー』やチャールズ皇太子に扮したドラマ「ザ・クラウン」シリーズで高く評価され、ゼンデイヤ演じる主人公と三角関係になるテニスプレイヤーを演じた『チャレンジャーズ』の公開も控える、ジョシュ・オコナー。
『幸福なラザロ』を観て感銘を受けたオコナーがロルヴァケル監督へ「もしあなたの作品でイタリア語が下手なイギリス人の役が必要なら私がいます」と、熱烈な逆オファーの手紙を送ったことがきっかけとなり、本作の主人公のキャラクターが「イギリス人」役に書き換えられたという。
オコナーはアーサーを演じるにあたり、3か月間でイタリア語を取得。放浪者のようなアーサーのキャラクターにちなんで、撮影期間中はキャンピングカーで生活するなど、徹底した役作りを行った。
オコナーは監督について「彼女は想像力に富んでいて、脚本も魅力的。アーサーのキャラクターは彼女と一緒に作り上げていったのですが、非常に興味深い体験でした。今では彼女は仲の良い友人であり姉のような存在。もっとたくさんの映画を一緒に作りたいな」とコメント。対してロルヴァケル監督はオコナーについて「とても好奇心が旺盛で、彼のイマジネーションは森のように豊かで生命力に満ちている。そして気さくで楽しい人、天才です!」と大絶賛のコメントを寄せている。
映画『墓泥棒と失われた女神』は、2024年7月19日(金)より全国順次公開。
80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく。
監督・脚本:アリーチェ・ロルヴァケル
出演:ジョシュ・オコナー、イザベラ・ロッセリーニ、アルバ・ロルヴァケル、カロル・ドゥアルテ、ヴィンチェンツォ・ネモラート
配給:ビターズ・エンド
© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma
2024年7月19日(金) Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開