Mar 23, 2022 news

世界でもっとも有名な女性エリザベス2世 初の長編ドキュメンタリー 映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』予告映像が公開

A A
SHARE

世界でもっとも有名な女性である、英国君主エリザベス2世初の長編ドキュメンタリー映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』が、6月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開される。今年、生誕95年そして在位70周年となる英国君主エリザベス2世。その類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描く。

公開された予告映像では、25歳の若さで即位した姿とともに、「重いわね」「下を向くと首が折れそうなの」と王冠を前にかたるエリザベス2世のチャーミングな言葉から始まり、英国出身のトム・グレナンの「Royal Highness」に乗せて、その知られざる素顔をテンポよく映し出していく。あわせて、ポスタービジュアルも公開された。

映像には、「皆様にお分かり頂きたいのです。女王も結構大変だと」というスピーチや、競馬で「ダメよ、負けちゃう!」と言いながら興奮する姿は実にキュートで、「若者にとってアイドルだった」とポール・マッカートニーが語る場面も。愛するフィリップ王配との結婚25周年のスピーチで、「今日は“私は”ではなく“夫と私は”とお話します」と語ったエピソードなど、女王として、また一人の女性としての生き方を垣間見ることができる。

監督は、『ノッティングヒルの恋人』(1999)などで知られるロジャー・ミッシェル。昨年9月急逝したミッシェル監督が新型コロナウィルスによって次回作の撮影機会が奪われてしまったとき、「ドキュメンタリー作品を作ろう」とアイデアの一番手に挙げたのが女王陛下だった。「エリザベス女王はまさにモナ・リザだ。誰もが知っている圧倒的存在。ビートルズよりもはるかに有名で、“お城に住むお伽話の主人公”。でもその存在感にもかかわらず、実態はベールに包まれていて、私たちは彼女を永久に知り尽くすことはできなかった」という監督が描き出すのは、誰も見たことのない“素顔の女王陛下”の魅力。ほかにもザ・ビートルズ、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローらスーパースター、 歴史に残る政治家、錚々たるセレブが華を添える貴重な映像や楽曲が満載で、既視感のある王室ドキュメンタリーとは異なる愛すべき作品を作り上げた。

先日、エリザベス2世のコロナ罹患のニュースが全世界に配信されたが、現在は無事回復し、今月29日には昨年4月崩御した夫フィリップ王配を偲ぶ礼拝に出席予定。夫を愛し、精力的に公務をこなす姿は昔から変わらず、その貴重な姿を改めて見られるのが本ドキュメンタリー映画の魅力の一つともいえる。そして6月2日から4日間にわたりイギリス各地で盛大に行われる、英国君主として初の“プラチナジュビリー”では、世界中が女王を祝福する。

ドキュメンタリー映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』は、6月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。

作品情報

ドキュメンタリー映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』

世界でもっとも有名な女性である、英国君主エリザベス2世初の長編ドキュメンタリー。2022年に、生誕95年そして在位70周年となる英国君主エリザベス2世。その類まれなる人生と旅路を、女王への深い愛と畏敬の念をもって、詩的に時にポップに描いた。

監督:ロジャー・ミッシェル

出演:エリザベス2世、フィリップ王配、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子、キャサリン妃、ジョージ王子、メ―ガン妃、ダイアナ元妃、ザ・ビートルズ、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンロー、ウィンストン・チャーチル ほか

配給:STAR CHANNEL MOVIES

© Elizabeth Productions Limited 2021

2022年6月17日(金) TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開

公式サイト elizabethmovie70.com