Sep 07, 2026 news

菅田将暉が“僕の人生を変えた人”と語る⻘⼭真治の小説を監督・主演兼任で映画化 『死の谷’95』

A A
SHARE

故・青山真治の長編小説「死の谷ʼ95」が完全映画化されることが決定した。

日本映画界に数々の功績を残し、2022年に逝去した映画監督・青山真治の遺した同名の傑作長編小説「死の谷ʼ95」を原作として、映画『共喰い』での青山との出会いが映画人として最も重要なターニングポイントと語る菅田将暉が初監督、兼主演で完全映画化。生前の青山が菅田を主演に迎え映画化を熱望していたという本作、その想いが、菅田が自らメガホンを取ることで結実する。

スタッフには、その菅田が絶大な信頼を寄せ、今最も注目すべき演出家の山田健人が共同監督として名を連ね、さらに脚本には、多摩美術大学で青山の教えを受け、その作家性を最も深く理解する甫木元空が参画。青山真治の魂を継承した菅田、山田、甫木元の新世代の表現者たちが集結し、日本映画界に新たなムーブメントを切り開く。

【コメント全文】

▼菅⽥将暉(監督・脚本・主演)
⻘⼭さんが亡くなった翌年、映画『共喰い』のみんなでご飯に⾏きました。その時、プロデューサーの甲斐さんに渡された本が「死の⾕ʼ95」でした。⻘⼭真治監督は、僕の⼈⽣を変えた⼈です。また⼀歩思わぬ⽅向へ、⼈⽣を変えられてしまいそうです。嬉しいやら悲しいやらもうぐっちゃぐちゃです。そんな想像を絶する旅に、⼭⽥健⼈を巻き込み、元々、⻘⼭真治に⼈⽣を翻弄されている甫⽊元空も巻き込み、他スタッフ・キャスト⾊んな⼈を巻き込み巻き込み、現在、映画制作の準備をしています。主演、監督、脚本、と、未知数な⽇々ですが、⻘⼭組を思い出しつつ、⼭⽥監督とフレッシュに、映画を楽しもうと思っています。こんな機会を頂けて、感謝しています。まずは⽬指せクランクインなのですが、映画館でお会いできる⽇を楽しみにしています。

▼⼭⽥健⼈(監督・脚本)
⻑編映画に向き合う⽇々はなにもかも学びの⽇々です。今回ご⼀緒するキャストやスタッフの皆さんからもらった分だけ、私からも皆さんにお返しできるよう、まずは⽬の前のことに集中するのみです。もちろん演出家としての⾃分の知⾒も最⼤限発揮して、⽂字通り⾯⽩い作品にできたらなと思っております。この経験を経て⾃分もまた成⻑できる予感がしていて、楽しみです。⻘⼭さんありがとうございます。

映画『死の谷ʼ95』は、2027年公開。

作品情報
映画『死の谷ʼ95』

大学教授として社会的な成功を収める兄・一郎と、何者でもない自分を自覚する弟・次郎。対照的な道を歩む「似ていない兄弟」の再会から物語ははじまる。一郎から、嫂(あによめ)・直美の素行調査を依頼された次郎は彼女を追い、海岸沿いのホテルへと向かう。そこで彼が見たものは、霧に包まれた海へと消えていく直美の後ろ姿だった。それから数年後、探偵業を営む次郎のもとへ、元自衛官の鹿群から、失踪した女・幸子を捜してほしいと依頼が入るのだが‥‥。

監督:菅田将暉、山田健人

脚本:甫木元空、菅田将暉、山田健人

主演:菅田将暉

配給:ツインエンジン、ヨアケ

©青山真治/講談社・2027『死の谷’95』製作委員会

2027年 公開