Jul 14, 2017

インタビュー

小栗旬との絶妙なやりとりは必見!映画『銀魂』ムロツヨシインタビュー

映画にドラマに舞台に引っ張りだこ。はたまたバラエティやトーク番組でもその存在感を発揮し、自身で製作・演出・脚本をこなす舞台「muro式」のチケットは毎回完売。書籍「ムロ本、」も刊行するなどマルチに活躍している“喜劇役者”ムロツヨシが大人気コミック「銀魂」の実写化映画で発明家の平賀源外を演じている。メガホンをとった福田雄一をはじめ、主演の小栗旬など、旧知の“仲間たち”との仕事はやはり楽しかったようだ。

──「銀魂」の世界観が見事に実写化されていたことに驚きました!

そうですね。原作の雰囲気をそのままきちんと実写化できたのはやっぱり福田雄一……“さん”とつけておきますけど(笑)、福田さんの力が大きいのかなと思いました。

──「銀魂」が福田監督で実写化されるとお聞きになった時ですが、福田組常連のムロさんは「僕は何役なんだろう」と思いましたか?

(実写化の話は)福田さん本人か、主演の小栗(旬)から聞いたかは忘れましたけど、すぐに僕はどの役かなあって思いました(笑)。

 

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──平賀源外役だったわけですが、いかがでしたか。

原作だと源外は僕とはイメージ的にも実年齢的にもかなり上なので、まさかと思いましたけど、僕は言われるがままに(笑)。ちょっと原作とは違う部分がありますけど、特殊メイクのクオリティが高くてリアリティがあるので、映画の源外を良く見せてくれていたと思います。衣装もすごくこだわっていて型まで取って作った特注なので、かっこいいんですよ。

──実年齢より上の源外ですが、演じるにあたって福田監督とはどんな話をしたのでしょう。

「どうします? 原作に近づけるためにおじいさんっぽくします?」と聞いたら、「いや、そういうことはしなくていいかな。ムロくんの年齢のままでいいかな」という福田さんのジャッジがあったので、原作ファンの方をできる限り裏切らない中で、新しい源外を見せられたなという思いで(役を)作っていきました。だから原作に近づけるというよりはオリジナル感のある源外を見せたかったという気持ちでしたね。

 

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──確かに銀時役の小栗さんや新八役の菅田将暉さんはじめ他のキャストの皆さんも、マンガの世界観を損なうことはないながら、どこかしらオリジナリティがあるように思いました。

そうですね。マンガの実写化は最近たくさんありますけど、そのまま原作通りにしても、もしかしたら作品の中でリアリティがなくなってしまうのかもしれないし、やっぱりどこかで役者と演出が入って、多少は新しいキャラクターになるのかなと思いますね。原作とまったく一緒っていうのは……逆にどうなのかなと。マンガの世界を実写で再現するのはとても難しいですし、実写化することによって原作から足したり引いたりするのが作る側としては楽しいのかなと思います。

 

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──源外もそうですし、今、出演されているNHK大河ドラマの「おんな城主 直虎」でもそうですが、最近は立場が上の人というか、誰かを説得するような役柄が多くなってきているのかなと。

ああ、そうですね。大河の瀬戸方久役は周りを納得させるような役ですし、交渉するとか説得するとかそういう役柄が多くなってきているのは確かです。まあ、平賀源外は小栗と遊んでるだけですけど(笑)。みんないやでもひとつずつ歳を取っていきますけど、このお仕事の楽しさのひとつは、年齢で求められるものが違ってくることかなと思います。だから3年前と今では求められることが違ってきています。ただ、福田雄一から求められるものはほぼ変わらないですけど(笑)。

──それは何ですか?

とにかく楽しんでください、遊んでくださいということですね(笑)。

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