Jul 15, 2018

インタビュー

歌が大好きな福士蒼汰を川上洋平[ALEXANDROS]がプロデュースする?! 「BLEACH」対談インタビュー

 

日本だけでなく、世界中で愛されている少年コミック「BLEACH」がついに実写映画化される。主人公・黒崎一護を演じ、「ヒーローだと自覚していないところに愛嬌がある」と語る福士蒼汰と、今作の主題歌と挿入歌を手掛けた[ALEXANDROS]のフロントマン・川上洋平による対談が実現。この日が初対面だったという二人だが、終始和やかな雰囲気が漂っていた。映画と音楽の話から、まさかの川上洋平が福士蒼汰をプロデュースするという話になり…?!様々な角度から、今作についてたっぷりと話してくれた。

 

「『どうだ!これがうちの福士蒼汰だ!』って言いたくなりました(笑)」(川上)

 

──お二人は本日が初対面ということですが、お互いにどんな印象でしたか?

川上 福士くんは、映画『BLEACH』の一護のように、熱い方だと思っていたんです。でも、今日初めてお会いしたら、一護とは違うクールな方だったのですごく驚きました。

福士 あはは(笑)。確かにホットなタイプではないです(笑)。

川上 『BLEACH』の一護を演じるくらいだから、もっとやんちゃで荒くれ者のイメージがあったんです(笑)。試写を観た後も、プライベートでもそういうタイプだと信じ込んでいました(笑)。でもそうではなかったので、観る人にいろんな印象を与える、役者さんという職業を改めて尊敬しました。それに、一護って、世界中で愛されているキャラクターですし、プレッシャーがあったと思うんです。それをはねのけて演じ切っている姿を観て、「どうだ!これがうちの福士蒼汰だ!」って言いたくなりました(笑)。自分が主題歌を歌っていると、そういう感覚になるんですよ。

福士 嬉しいです!

川上 いや、本当にドヤ顔で「これが日本の映画だ!」って言いたくなるような作品でした。

 

 

福士 ありがとうございます!川上さんにそう言っていただけると、自信に繋がります。自分は、試写で[ALEXANDROS]さんの手掛けた主題歌を聴いて、すごく勢いを感じました。映画の勢いが増すだけでなく、こんなにも『BLEACH』に合った楽曲になっているのは、映像をご覧になってから作っているからなんだろうな、と思ったんです。映像と音楽、双方を融合させながら作り上げていったからこそ完成した曲なんじゃないかなと感じました。作るのは大変でしたか?

 

 

川上 大変…というよりは、楽しかったですね。この曲はニューヨークで作ったんですが、日本を飛び立つ前に、編集途中の『BLEACH』の映像を観ることができて、監督が「このシーンで使いたいです」と、具体的に教えてくださったんです。それに、その時点でお渡ししていたデモ曲を気に入ってくださっていたこともあって、「こういうタイプの曲がハマるかな」という指針ができて、作りやすかったですね。とはいえ、ピュアな気持ちで曲作りしたいので、普段と変わらない手法で作り上げていきました。

 

 

「一護の“妹を守りたい”という気持ちはとても共感できました」(福士)

 

──お二人はそれぞれ、一護のどんなところが魅力的だと思いましたか?

福士 一護は、根っからのヒーローです。それなのに、彼は自分がヒーローだということを自覚していないんです。だからこそ愛嬌があって、応援したくなる。完全無欠のヒーローだったら、観る側も「絶対勝つでしょ」という目線で観てしまいますが、一護は違う。一護はボロボロになるまで戦うんです。「もう無理だろう」と思うような状態でも、ひたすら敵にしがみついて立ち向かうんです。そこまでできるエネルギーの源は何かというと、“人を守る”ということ。その発想は間違いなくヒーローだと思いますし、家族を守るためなら、自分が犠牲になってもいいという気持ちは、自分もすごくよく分かります。特に一護は、母親が亡くなったのは自分のせいだと思っているので、誰よりも家族を思う気持ちが大きいんです。すごく格好いいと思います。

 

 

川上 男として憧れるよね。今、福士くんが言ったように、自分のことをヒーローだと自覚していないですし、「主人公になりたくない」と思っているのもリアルですよね。それなのに、目の前に困っている人がいたら、身を粉にして助けるんです。その感覚もすごく分かります。そんな、皆のヒーローというよりも、“隣の家の兄ちゃん”のような魅力が一護にはあると思いますね。目線の近いヒーローだからこそ、男女関係なく愛されるのかもしれないですね。