Dec 07, 2022 news

天童よしみ&クリス・ハートが“お風呂デュエット”!超豪華キャストがついに顔を揃えた 映画『湯道』

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第81回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を総なめにした『おくりびと』(08)の脚本を手掛け、ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある小山薫堂が2015年に提唱し、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道・「湯道」が、構想約7年の歳月を経て、本人の完全オリジナル脚本で映画化した、映画『湯道』。

この度、天童よしみ、クリス・ハートの出演が決定し、あわせて豪華キャスト揃い踏みの最新予告映像が公開された。

開店直後の「まるきん温泉」へ一番乗りし、誰もいないお風呂で思い切り歌うことが大好きな常連客・小林良子には、今年、歌手生活50周年の節目を迎えた国民的演歌歌手・天童よしみ。「最初にお話をいただいた時は、“え!嬉しい!”というのが率直な感想でした。」と、普段のステージ衣装からは想像できないカラフルなジャージ姿で映画初出演に挑んだ。銭湯の湯舟では「けんかをやめて」「オンリーユー」と、歌唱を堂々披露。さすがの表現力と存在感で、こぶしの効いた歌声を、銭湯いっぱいに響かせる。

そして、刑務所で服役中の受刑者で、出所後のお風呂とコーヒー牛乳を夢見る青年・竜太には、ハートフルな歌声と抜群の歌唱力で人々を魅了し続ける歌手・クリス・ハートが出演。クリスにとって、今作が映画初出演にして初演技となった。クランクイン前から、何ヶ月間も竜太の気持ちになりきることを意識していたというクリスは、「音楽とは違うリズムでパフォーマンスができ、一生忘れられない素晴らしい経験になりました。」と語っている。

天童・クリスのキャスティング理由について、プロデューサーの若松央樹は「お風呂で歌う登場人物には、とにかくハッとするような歌の上手さがあったらといいなと思っていました。親しみやすさがあって庶民的なイメージもあるという意味で、真っ先に天童さんにオファー、さらに、そのデュエットの相手として、歌のジャンルも違った方が、驚きやどんなハーモニーになるのか、自分でも楽しみだと思い、クリスさんにオファーしました。」とコメント。

物語の重要なシーンで、名曲「上を向いて歩こう」を共に歌唱し、銭湯の湯舟も、聴く人の心も震わせる名シーンとなっている。「クリスさんとは、以前からご一緒したいと思っていたので、今回念願かなって初めてコラボができました。」と語る天童と、「この映画にとって特別な瞬間を一緒に作れたと感じています。」と話すクリスの“お風呂デュエット”は必見。

企画・脚本の小山からも「2人のシーンを観ると、きっと誰もがお風呂でお気に入りの歌を口ずさみたくなるはずです。」と称賛のコメント。音楽界からの参戦となった2人が奏でる圧巻のステージに注目したい。

最新予告映像は、新たな本編映像を使用した、豪華キャストが揃い踏みの湯-モアあふれる映像となっている。銭湯の煙突から中へ入れば、ボイラー室の悟朗(濱田岳)に、番台に座る看板娘・いづみ(橋本環奈)と、そこにはいつもの「まるきん温泉」の風景が。そんなある日、銭湯を畳もうとする悟朗の兄・史朗(生田斗真)がやってきて一波乱‥‥。一癖も二癖もあるお客が“お風呂マイルール”と共に次々登場し、今までに解禁となったメンバーに加え、天童よしみ&クリス・ハートもお目見え。超豪華キャストがついに顔を揃えた。

しかし、軽快な音楽から一変、爆発音に驚き、顔を見合わせる史朗といづみ。そして、駆け付けた2人の前に、燃え盛る炎の中で横たわる悟朗の姿が‥‥。常連客の堀井(笹野高史)が呟く、“当たり前の幸せ”の意味とは‥‥。はたして、「まるきん温泉」はどうなってしまうのか!?

新情報が解禁される度、SNSでは「キャストが豪華すぎる」「めちゃ面白そう!」「楽しみ♨」と話題沸騰。ハワイ国際映画祭での上映など、国内外から注目が集まっている。また、宣伝隊長ならぬ“宣伝番台”には、あの国民的キャラクターのガチャピン・ムック。さらに、本作の小説化&スピンオフコミック化や、「銭湯図解」の著書:塩谷歩波が劇中に登場する銭湯「まるきん温泉」の図解を描くなど、各界でのコラボレーションも注目されている。