耽美と官能の作家として知られる文豪・谷崎潤一郎。その生誕140年を記念し、「TANIZAKI Reimagined」と題し、人間の欲望や倒錯、フェティシズムを冷静な筆致で描いた2作品の原案が長編映画化。その1本目『JOTARO』に続く2本目、映画『お艶殺し』が全国公開される。
原作「お艶殺し」は、大正4年(1915年)に中央公論に掲載された小説。駿河屋の一人娘・お艶と、純朴な主人公・新助は、雪の夜に駆け落ちをする。幸せを求めた道行だったはずが‥‥。男の弱さと女の存在が絡み合う中で、愛と執着は次第に歪み、やがて暴力へと転じていく。その過程が、静かに、しかし容赦なく描き出される。
その「お艶殺し」を原案とする本作の主人公は、銅線窃盗で服役していた阿部新助。刑期を終えて出所し、測量会社に住み込みで働き始めた新助の前に現れたのは、事件のきっかけを作った幼馴染の徳井三太と、新助の元恋人・柳田艶だった。窃盗は三太に唆されたものだったが、新助はすべての罪を背負って服役していた。再会をきっかけに、新助と艶の間には再び恋心が芽生え、三太の目を盗んで逢瀬を重ねるようになる。三太への後ろめたさから、新助は再び彼の犯罪に加担し、艶との関係も打ち明ける。やがて激しい諍いの末、取り返しのつかない事態が起こる。打ちひしがれた新助が艶に真実を告白すると、その反応は彼の予想だにしないものだった‥‥。


出演は、『Cloud クラウド』やNetflix「今際の国のアリス シーズン3」に出演し注目を集める演技派・三河悠冴。そして、ドラマ「先生さようなら」の直木レミ、映画『レッドブリッジ』『6人ぼっち』の松尾潤の期待の若手俳優が出演。その他、数多くの作品に出演する名バイプレイヤーのカトウシンスケ等が脇を固める。監督は『伝道人』などの十城義弘。


このたび公開された予告映像は、主人公の阿部新助が刑期を終えて出所するシーンから始まる。住処のない新助は住み込みの仕事を始めたところで、幼馴染で親友の徳井三太、かつての恋人・柳田艶と再会する。新助は、まだ艶に想いを寄せていたが、艶は三太と付き合っていた。新助の想いを知らない三太は、新助に「艶を幸せにしたい」と口にし、新助に窃盗を手伝ってほしいと持ちかける。三太がなにかよくないことをしていることに勘づいていた艶は、新助に「別れたい」と思わず漏らし、ふたりは結ばれる。新助は三太に気持ちを打ち明けるも、雨の中激しい争いとなり、新助の手にあったナイフが‥‥。それでも、新助の艶に対する感情は止まらず、酒に溺れ、周りの者を巻き込み壊していく。一方、艶は「流されるだけじゃない。こっちが使ってやるんだ」と欲望を見せ、壊していく。ふたりの欲望と愛の終着は‥‥。
映画『お艶殺し』は、2026年5月29日(金)より全国公開。

線窃盗で服役していた阿部新助は刑期を終えて出所し、測量会社に住み込みで働き始める。そこに現れたのは事件のきっかけを作った幼馴染の徳井三太と、新助の元恋人・柳田艶だった。窃盗は三太に唆されたものだったが、新助はすべての罪を背負って服役していた。再会をきっかけに、新助と艶の間には再び恋心が芽生え、三太の目を盗んで逢瀬を重ねるようになる。三太への後ろめたさから、新助は再び彼の犯罪に加担し、艶との関係も打ち明ける。やがて激しい諍いの末、取り返しのつかない事態が起こる。打ちひしがれた新助が艶に真実を告白すると、その反応は彼の予想だにしないものだった‥‥。
監督:十城義弘
原案:「お艶殺し」谷崎潤一郎
出演:三河悠冴、直木レミ、松尾潤、カトウシンスケ、佐々木修二、豊満亮、小野寛幸、和泉志歩、伊藤洋三郎、中島ひろ子
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
©2026「お艶殺し」パートナーズ
2026年5月29日(金) シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ他 全国公開
公式サイト otsuya-movie