Apr 28, 2026 news

この山荘 何かがおかしい‥‥ 『ロングレッグス』のオズグッド・パーキンス監督からの挑戦状 映画『KEEPER/キーパー』

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『ロングレッグス』で一大センセーションを巻き起こしたオズグッド・パーキンス監督が気鋭スタジオNEONと組んだ最新作、映画KEEPER/キーパー』。このたび本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。

2024年の全米サマーシーズンに爆発的な大ヒットを飛ばし、日本でも大きな反響を呼んだ『ロングレッグス』。気鋭の独立系映画会社NEONの歴代興収記録を更新したこの恐怖映画は、それまで一部のマニアにだけ知られる存在だったオズグッド・パーキンス監督を、ホラー・ジャンルの新たな旗手に押し上げた。その現代ホラー界の鬼才と、全米賞レースに絡んだ『センチメンタル・バリュー』『しあわせな選択』『シンプル・アクシデント/偶然』の配給を手がけて勢いに乗るNEONの最新タッグ作、それが本作、映画『KEEPER/キーパー』だ。

交際相手の男性からロマンティックな週末旅行に誘われた女性を主人公にした本作は、いわゆる“山小屋/山荘もの”のホラーとして幕を開ける。しかし、その後は予測不能の奇怪な出来事が相次ぎ、観る者は主人公同様に現実と悪夢の境界さえ見失い、この世のあらゆる常識もホラーの約束事も通用しない極限恐怖に理性を狂わされていく。

特異なオリジナリティーを全面に押し出したパーキンス監督は、説明的な描写を徹底的に排除し、幾重にも折り重なったミステリー、異様なテンションがみなぎるスリルとサプライズを映像化。あたかも観客の感性を試すかのようなその先鋭的な作風は、全米で極端な賛否両論を呼ぶ一方で、ギレルモ・デル・トロ、ジェームズ・ワン、ポン・ジュノ、小島秀夫といった著名クリエーターの惜しみない絶賛コメントを獲得した。

このたび公開された予告映像では、リズが友人に電話をかけるも、電波が悪く会話がままならず「だから田舎は大嫌い」と言い放つシーンから始まる。交際相手のマルコムと、彼の山荘で記念旅行をすることになったリズ。洗練されながらも、何か違和感を感じる山荘で何者かの気配を幾度となく感じ「誰か呼んだの?」とマルコムに問うが、「いいや」と特に探す様子もない返事に「誰かいるの、調べて!」と苛立ちを隠さないリズ。

「ここには絶対何かがいる‥‥」と不穏なナレーションと共に、視線を感じ見渡すリズ、何かを見上げ驚くマルコム、そして何かを見つめながら「そんな‥‥」と恐怖に顔を歪めるリズ。「こんなことになるなんて‥‥」と申し訳なさそうに言うマルコムのシーンのあとには、ノートに顔を伏せながら正気の無い表情で何かを一心に書き続け、こめかみのあたりを指でなぞるリズが。一体彼女の身に何が起きたのか!? さらに、美しい女性の肌を露出した後ろ姿や、血まみれで断末魔の叫びを上げる様子、隣家のゴミ袋に入れられた女性の顔、ガラス越しの女性の顔など異様な情景が「超絶異常な迷宮的悪夢体験」というコピーと共に畳み掛けられる。最後にはリズの後ろに、人なのか、人ならざるものなのかの蠢く様子が‥‥。

あわせて公開されたポスタービジュアルは、恐怖に叫び声を上げるリズの横顔に何者かの黒ずんだ手が襲いかかるおぞましい様子が切り取られている。『KEEPER/キーパー』と言うロゴにも赤い血のようなデザインが施され、「恋人に誘われ、山荘を訪れた女性に迫る極限恐怖。超絶異常な迷宮的悪夢体験。あなたの感性が試されるー。」と言うコピーが並ぶ。

まさにパーキンスからの“挑戦状”ともいうべき革新的な衝撃作。その結末は劇場で確かめたい。

映画『KEEPER/キーパー』は、2026年5月29日(金)より全国公開。

作品情報
映画『KEEPER/キーパー』

恋人と過ごすはずだった山荘で孤立したリズ。奇妙な幻覚、得体の知れない何かの気配に脅える彼女を、さらなる恐怖のどん底に突き落とす驚愕の真実とは‥‥? とある週末、都会暮らしのアーティスト、リズが、恋人の医師・マルコムから交際1周年の記念旅行に誘われる。ところが鬱蒼とした森に囲まれた山荘に到着後まもなく、リズは奇妙な幻覚に苛まれることに。翌日、マルコムが病院に呼び出され、ひとり取り残されたリズは、現実と悪夢の境目を見失い、山荘内にうごめく何かの気配に脅かされていく。果たして、この山荘には隠された秘密とは‥‥。

監督:オズグッド・パーキンス

出演:タチアナ・マズラニー、ロッシフ・サザーランド

配給:ショウゲート

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2026年5月29日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

公式サイト keeper-japan.jp