Jan 20, 2026 news

椎名林檎「人生は夢だらけ」が主題歌に決定 映画『木挽町のあだ討ち』 時代を超えて魂が響き合う

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第169回直木賞・第36回山本周五郎賞W受賞作を柄本佑と渡辺謙の共演で映画化した、映画『木挽町のあだ討ち』。このたび本作の主題歌が、椎名林檎の「人生は夢だらけ」に決定し、あわせて同楽曲を使用した、主題歌スペシャルムービーが公開された。

本作の舞台は町人文化が花開く江戸。ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しき若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」とやって来て、人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその“秘密”とは‥‥。

このたび公開された主題歌スペシャルムービーは、菊之助と作兵衛の衝撃的な仇討ちの場面から始まり、一年半後、主人公・総一郎が芝居小屋「森田座」を訪れるシーンへと展開していく。森田座の人々との出会い、仇討ち当日の事情聴取、菊之助とそれぞれの人物との関わりが断片的に映し出され、事件の裏に隠された“もう一つの物語”が少しずつ浮かび上がっていく。覚悟を決めた菊之助の表情に、「良かろうだろうが古い物は尊い」「それは人生 私の人生 誰の物でもない」「奪われるものか 私は自由」といった歌詞が重なり、主題歌「人生は夢だらけ」とともに、物語が辿り着く余韻を感じさせる映像となっている。

本作のエンディングに「人生は夢だらけ」を据えた理由について、椎名林檎の長年のファンである源孝志監督は、「とりわけ歌詞の言葉の選び方、置き方がたまらなく好きだ。散文的でありながら物語を内包するうねりがあり、文学的なのだが血や体液のような生な残り香が漂う」と語り、「陰と陽、表現者として多面的なところもリスペクトせざるを得ない」とした上で、「この『人生は夢だらけ』は“陽”の椎名林檎の魅力を感じさせる最たるもので、陽を浴びる大通りを、高らかに、堂々と歌いながら歩いていくような曲だ」とコメントしている。

さらに『木挽町のあだ討ち』を「世間からドロップアウトし、生き甲斐を求めて(食うためだけではない!)芝居小屋に流れ着いた人間たちの物語」と位置づけ、「江戸という大都会で最下層と蔑まれながら、観客の前で束の間の夢を作り上げて見せる矜持、反骨と誇り。いわば日本の歴史の中で初めて現れた『自覚ある自由人』だと私は思っている」と語る。「そんな彼らが武家社会の不条理に対して“一発かます”痛快さを楽しんでもらい、『いやぁ〜 面白かったね。気分いい』と言いながら映画館を出て行ってもらいたかった。それが、私がこの曲をエンディングテーマに望んだ理由です」と、想いを明かしている。

映画『木挽町のあだ討ち』は、2026年2月27日(金)より全国公開。

作品情報
映画『木挽町のあだ討ち』

ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れる。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた。

監督・脚本:源孝志

原作:永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」(新潮社刊)

出演:柄本佑、長尾謙杜、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、冨家ノリマサ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、本田博太郎、石橋蓮司、沢口靖子、北村一輝、渡辺謙

配給:東映

©2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会

2026年2月27日(金) 全国公開

公式サイト kobikicho-movie