2013年、阪神タイガースにドラフト2位指名され、翌年からプロ野球界でプレーした、横田慎太郎選手。若きホープとして将来を嘱望されるも、21歳で脳腫瘍を発症。引退を余儀なくされた。そんな彼の人生の軌跡を映画化する、映画『栄光のバックホーム』の本予告映像と本ポスターが公開された。

横田選手が最後の試合で魅せた“感動のラストプレー”は、野球ファンのみならず、多くの人々の心に今なお、深く刻み込まれる。本作は、その一球に込められたドラマを描いた横田選手の自著「奇跡のバックホーム」と、彼が2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、母・まなみさんら家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描いたノンフィクション「栄光のバックホーム」をもとに映画化される。製作総指揮を務めるのは、見城徹と依田巽。『20歳のソウル』の秋山純が企画・監督・プロデュース、中井由梨子が脚本を務める。
主人公の横田慎太郎選手を演じるのは、元高校球児でもある新人・松谷鷹也。そして、W主演を務めるのは慎太郎の母・まなみ役を演じる鈴木京香。そのほか、阪神タイガースの先輩選手・北條史也役に前田拳太郎、慎太郎の想い人・小笠原千沙役に伊原六花。慎太郎の姉・真子役に山崎紘菜、スポーツ紙の野球担当記者・遠藤礼役を草川拓弥らが顔を揃える。
さらに、阪神タイガースのスカウト・田中秀太役を萩原聖人、慎太郎のトレーナー・土屋明洋役を上地雄輔、掛布雅之役を古田新太、金本知憲役を加藤雅也、大阪の大学病院の主治医・鍵山博久役を小澤征悦、鹿児島の隣人・澤居修役を平泉成、神戸の大学病院の主治医・沼田徹役を田中健、神戸のホスピスでの担当医師・門倉勉役を佐藤浩市、阪神タイガース二軍監督・平田勝男役を大森南朋、慎太郎と交流の深かった川藤幸三役を柄本明、そして、慎太郎に多大な影響を与えた元プロ野球選手の父・真之役を高橋克典が演じる。
そしてこの度、10月27日(月)~11月5日(水)にて開催される、第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門へ、本作が公式出品されることが発表された。
映画『栄光のバックホーム』は、2025年11月28日(金) より全国ロードショー。

2013年のドラフト会議で阪神タイガースに2位指名された横田慎太郎、18歳。甲子園出場を逃すもその野球センスがスカウトの目に留まり、大抜擢された。2016年の開幕戦では一軍のスタメン選手に選ばれ、見事に初ヒット。順風満帆な野球人生が待っていると思われたその矢先、慎太郎の体に、ボールが二重に見えるという異変が起こる。医師による診断結果は、脳腫瘍。その日から、慎太郎の過酷な病との闘いの日々が始まる。しかし、母のまなみさんら家族、恩師やチームメイトら、慎太郎を愛してやまない人たちの懸命な支えが彼の心を奮い立たせる。そして、2019年9月26日、引退試合で慎太郎が魅せた“奇跡のバックホーム”は人々を驚かせ、感動を呼んだ。だが、本当の奇跡のドラマは、その後にも続いていたのだった‥‥。
企画・監督・プロデュース:秋山純
原作:「奇跡のバックホーム」横田慎太郎(幻冬舎文庫)
出演:松谷鷹也、鈴木京香、前田拳太郎、伊原六花、山崎紘菜、草川拓弥、萩原聖人、上地雄輔、古田新太、加藤雅也、小澤征悦、嘉島陸、小貫莉奈、長内映里香、長江健次、ふとがね金太、平泉成、田中健、佐藤浩市、大森南朋、柄本明、 高橋克典
配給:ギャガ
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会
2025年11月28日(金) TOHOシネマズ日比谷 他 全国ロードショー
<開催概要>
開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
【オープニング作品】
『てっぺんの向こうにあなたがいる』
©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会
公式サイト tiff