岩田剛典主演の映画『金髪』。この度、本作の本予告映像と本ビジュアルが公開された。
主演を務めるのは、アーティスト活動を中心にしながら、近年は俳優としても話題作への出演が相次いでいる岩田剛典。意外にも教師役は本作が初めてという彼が挑んだのは、若⼿でも中年でもない年頃で⾃分を客観視できていない“イタい”中学校教師・市川。
“⾦髪デモ”を発案した市川の⽣徒・板緑役に『流浪の⽉』の⽩⿃⽟季、市川の恋人・⾚坂役に⾨脇⻨。そのほか⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈らが脇を固める。
監督は、シニカルな目線で人間の愚かさを笑いに昇華させ、コメディ映画の新世代を担う坂下雄一郎。『決戦は日曜日』に続いて、彼自身が執筆したオリジナル脚本で描く本作は、日本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちの金髪デモに振り回されながらも成長し、自分がおじさんであることを自覚していく様子が、皮肉と愚痴と笑いを交えて描かれていく。
この度公開された本予告映像は、自分がおじさんだと気付いていない“イタい中学校教師”市川が、自身が担任に持つクラスの生徒たちが起こした集団金髪デモに遭遇し唖然とする姿から始まる。そんな市川は生徒の一人・板緑から「校則を変えて欲しいです」と訴えられ、金髪デモを起こした背景を知る。やがて中学校内だけに収まるはずだった騒動はいつしか世間を騒がす大騒動へと勃発していき、担任教師という理由だけで市川に非難の矛先が向いてしまう。そんな理不尽な状況に、ついには市川のぼやきが爆発。恋人にも早口で愚痴を吐くようになるが、たちまち彼女から鋭く的確な言葉を浴びせられて‥‥。
映画『金髪』は、2025年11月21日(金)より全国公開。
その⽇、中学校教師・市川の⼈⽣を⼤きく変える出来事が起きた。⼀つは担任クラスの⽣徒数⼗⼈が髪を⾦⾊に染めて登校してきたこと。そしてもう⼀つは、彼⼥から結婚の話を切り出されたこと。マスコミやネット、さらには⽂科省まで巻き込み⼤騒動になる“⾦髪デモ”と、⽇々の愚痴を聞いた彼⼥からの⾟辣な説教で板挟みになる市川は、窮地を脱するために“⾦髪デモ”を計画した張本⼈・板緑と⼿を組み、とある作戦に打って出る。仕事の問題と⼈⽣の決断が⼀挙に押し寄せた市川は、いつまでも若者で何事も順⾵満帆だと思っている“イタいおとな”から“マトモな⼤⼈”へと成⻑し、全ての試練を乗り越えられるのか。
監督・脚本：坂下雄一郎
出演：岩田剛典、⽩⿃⽟季、⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈
配給：クロックワークス
©2025 映画「金髪」製作委員会
2025年11月21日(金) 全国公開
公式サイト kinpatsumovie
