Apr 24, 2025 news

不器用な父親がロミオ役に!? 『セイント・フランシス』の監督・脚本コンビが贈る、ユニークで愛おしいヒューマン・ドラマ 映画『カーテンコールの灯』

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『セイント・フランシス』のケリー・オサリヴァン、アレックス・トンプソンが共同監督を務め、世界で高く評価された最新作、映画『カーテンコールの灯』。この度、本作の予告映像が公開された。

女性の心身のリアルな本音を軽やかに描き、SXSW映画祭観客&審査員賞を受賞した『セイント・フランシス』。主演と脚本を務めたケリー・オサリヴァンと、そのパートナーで同作では監督を務めたアレックス・トンプソンが、共同監督として本作で再びタッグを組む。

描かれるのは、壊れた家族の絆の再生、深く傷ついた心の癒やし、現代において希薄になっているコミュニティーの温かな交流。これらの普遍的にして切実なテーマを、あっと驚くアイデアで映画化した珠玉の逸品が誕生した。ある悲しい出来事を経験しバラバラになりかけている親子3人の家族が希望のありかを探し求めていく軌跡を、誰もが知る「ロミオとジュリエット」のストーリー展開に重ね合わせ、現実と虚構、実生活と演劇をリンクさせながら斬新に描いていく。

口下手で感情を表に出せない父親 主人公ダンを演じるのは、シカゴの舞台や映画で長年活躍してきた名優キース・カプフェラー。劇中の妻と娘を演じるのは、俳優であり、実生活でもキースの家族である妻タラ・マレンと娘キャサリン・マレン・カプフェラー。さらに、アカデミー賞ノミネート作『逆転のトライアングル』で強烈な印象を残したドリー・デ・レオンが共演し、物語に深みと優しさを加える。

映画『カーテンコールの灯』は、2025年6月27日(金)より全国公開。

作品情報
映画『カーテンコールの灯』

アメリカの郊外。建設作業員のダンは家族に起きた悲劇から立ち直れずに、仲が良かった妻や思春期の娘とすれ違いの日々を送っていた。ある日、見知らぬ女性に声をかけられ、強引にアマチュア劇団の「ロミオとジュリエット」に参加することに。経験もなく、最初は乗り気でなかったダンも、個性豊かな団員と過ごすうちに居場所を見出していく。やがて突然の変更でロミオ役に大抜擢されるが、自身のつらい経験が重なって次第に演じることができなくなり・・・本番当日、家族や仲間の想いが詰まった舞台の幕がついに開く。

監督:ケリー・オサリヴァン、アレックス・トンプソン

出演:キース・カプフェラー、キャサリン・マレン・カプフェラー、タラ・マレン、ドリー・デ・レオン

配給:AMGエンタテインメント

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2025年6月27日(金) Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下他全国公開