本国イタリアで600万人を動員し、世界的に大ヒットしたハリウッド映画『バービー』『オッペンハイマー』を押さえ、2023年のイタリア国内興行収入ランキング No.1の大ヒットを記録した、映画『ドマーニ！ 愛のことづて』。この度、俳優の伊藤沙莉がナレーションを担当した本作の予告映像と、ポスタービジュアルが公開された。
本作は、イタリアの国民的コメディエンヌ兼俳優であるパオラ・コルテッレージ監督の初監督作品。舞台は、戦後、荒廃したローマ。逞しく生きる市民たちと権利を渇望する女性たちの姿が描かれていく。愛する娘の将来と夫の暴力に悩む主婦・デリアをパオラ・コルテッレージが自ら演じ、自らの権利と次世代への想いを“とある手紙”に託す。
日本版予告映像は、戦後まもないイタリア・ローマで暮らす主婦デリアの、家事はもちろん、家計を支えるために仕事を掛け持ちする日々の姿をとらえる。彼女の願いは「愛する娘には自分のような人生を送ってほしくない」ということ。そんなデリアのもとに1通の謎めいた手紙が届く。
予告映像のナレーションは、昨年大きな反響を呼んだ、NHK連続テレビ小説「虎に翼」に主演した、俳優の伊藤沙莉が務めた。
映画『ドマーニ！ 愛のことづて』は、2025年3月14日(金)より全国順次公開。
1946年5月、戦後まもないローマ。デリアは家族と一緒に半地下の家で暮らしている。夫イヴァーノはことあるごとにデリアに手を上げ、意地悪な義父オットリーノは寝たきりで介護しなければならない。夫の暴力に悩みながらも家事をこなし、いくつもの仕事を掛け持ちして家計を助けている。多忙で過酷な生活ではあるが、市場で青果店を営む友人のマリーザや、デリアに好意を寄せる自動車工のニーノと過ごす時間が唯一の心休まるとき。母の生き方に不満を感じている長女マルチェッラは裕福な家の息子ジュリオからプロポーズされ、彼の家族を貧しい我が家に招いて昼食会を開くことになる。そんなデリアのもとに1通の謎めいた手紙が届き、彼女は「まだ明日がある」と新たな旅立ちを決意する。
監督：パオラ・コルテッレージ
出演：パオラ・コルテッレージ、ヴァレリオ・マスタンドレア、ジョルジョ・コランジェリ、ヴィニーチオ・マルキオーニ
配給：スモモ
©2023 WILDSIDE S.r.l – VISION DISTRIBUTION S.p.A
2025年3月14日(金) 全国順次公開
公式サイト sumomo-inc.com/domani
