不朽のミュージカルとして20年以上愛され続けている「ウィキッド」がついに映画化される。この度、エンターテインメント超大作、映画『ウィキッド ふたりの魔女』の日本語吹替版キャストが発表され、エルファバ役・高畑充希、グリンダ役・清水美依紗のコメントと最新本編映像が公開された。
主演を務めるのは、エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派俳優シンシア・エリヴォと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティストのアリアナ・グランデ。『クレイジー・リッチ!』『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウ監督がメガホンをとり、音楽と魔法が彩る感動のエンターテインメントが幕を開ける。
後の“悪い魔女”エルファバ役(シンシア・エリヴォ)の吹替を担当するのは、高畑充希。そして後の“善い魔女”グリンダ役(アリアナ・グランデ)の吹替は、歌手・ミュージカル俳優であり今回が吹替初挑戦となる清水美依紗が担当。ふたりは本国のオーディションを経て、それぞれの役を射止めた。さらに、日本語吹替版の制作には、三間雅文(台詞演出)、蔦谷好位置(音楽プロデューサー)、高城奈月子(歌唱指導)、吉田華奈(歌唱指導)が参加する。
【コメント】
▼高畑充希
小さい頃からミュージカルオタクで、日本だけでなくニューヨークでも「ウィキッド」を観てきた私にとって、エルファバという役をやるのは夢の一つでした。今回、映画公開のお話を聞いて、絶対に参加したい!と思い、オーディションに挑戦しました。
また、元々ファンでもあるシンシアの繊細かつパワフルなお芝居と歌の表現に少しでも近づけたいと思って挑んだのですが、いざ吹替をすると楽曲がすごく難しいことに加えて、彼女の口に合わせて息を吸ったりフェイクを入れたりするのが想像以上に難しいなと思いつつも、でもやっぱり何回観てもとても興奮できる映像ばかりだったので、吹替していてとても楽しかったです。
私と同じようなミュージカルファンの方も、初めて「ウィキッド」に触れる方でも、存分に楽しめるエンターテインメント作品で、笑って泣けてグッとくる作品になっています。ぜひ皆さんにも映画館でその体験をしていただいて、音を浴びてほしいです!
▼清水美依紗
アリアナ・グランデの一ファンとして、彼女の夢が叶った作品で声を当てられることが嬉しいという気持ちでいっぱいでした。常に新しいものを見せてくれるアリアナは私にとって本当に憧れの人で、普段歌っているR&Bやポップスとは全く違うオペラの歌い方を取り入れたり、コミカルなお芝居をしていたりと素晴らしく、その方の声を当てるのは責任重大だなと思いました。吹替は初めてだったのでやはり難しさを痛感しましたが、声だけで演じる楽しさや、自分の声の新しい発見もあり、凄く良い経験になりました。
私が演じたグリンダは、愛らしくて憎めなくて、思ったことを素直にポン!と言ってしまう、本当に可愛らしいキャラクターです。本作ではエルファバとグリンダという対照的なふたりの友情が描かれていますが、あらゆる世代の人に響く物語になっています。心を込めて演じたので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです!
映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、2025年3月7日(金) 全国ロードショー。
魔法と幻想の国オズにある<シズ大学>で出会ったふたり― 誰よりも優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも愛され特別であることを望むみんなの人気者グリンダは、大学の寮で偶然ルームメイトに。見た目も性格も、そして魔法の才能もまるで異なるふたりは反発し合うが、互いの本当の姿を知っていくにつれかけがえのない友情を築いていく。ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに特別な力を見出されたエルファバは、グリンダとともに彼が司るエメラルドシティへ旅立ち、そこでオズに隠され続けていた“ある秘密”を知る。それは、世界を、そしてふたりの運命を永遠に変えてしまうものだった‥‥。
監督:ジョン・M・チュウ
原作:ミュージカル劇「ウィキッド」
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ピーター・ディンクレイジ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
配給:東宝東和
© Universal Studios. All Rights Reserved.
2025年3月7日(金) 全国ロードショー
公式サイト wicked-movie