Jun 08, 2024 news

 『ドリーム・ホーム』ジョシー・ホー×『狂覗』藤井秀剛監督 香港と日本の才能が集結したオカルト・ホラー 映画『怨泊 ONPAKU』

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香港で俳優、歌手として活躍する、ジョシー・ホー主演のホラー、映画『怨泊 ONPAKU』のティザー予告映像と日本版ポスターが公開された。

香港で俳優、歌手として活躍し、『ドリーム・ホーム』『コンテイジョン』や『オープン・グレイブ 感染』など、ハリウッドにまで活躍の場を広げる香港スター、ジョシー・ホー。日本では三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE FINAL』に出演している彼女が、カルト的人気を誇る『狂覗』や世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で日本人初のアジアグランプリ受賞した『超擬態人間』の藤井秀剛監督とタッグを組み、日本を舞台にしたオカルト・ホラーが製作された。

キャストには、歌手でもあり俳優としても活躍している『追龍』のローレンス・チョウ。日本からは、ミュージシャン、俳優として活躍する高橋和也に加え、毎日映画コンクール「田中絹代」賞を受賞している白川和子が怪演をみせる。そのほか、黒川智花、酒向芳、菅原大吉などの実力派が脇を固める。

製作はジョシー・ホーの夫で俳優としても活躍するコンロイ・チャンが手掛け、日本からはプロデューサーに『壬生義士伝』の宮島秀司、撮影には岡本喜八監督『近頃なぜかチャールストン』や大林宜彦監督『転校生-さよなら あなた-』の名カメラマン、加藤雄大。照明に『峠 最後のサムライ』の山川英明、そして美術に『孤高のメス』の和田洋といった日本映画界屈指のレジェンドが参加した。

ティザー予告映像では、インバウンドでにぎわう都市TOKYOを舞台に、香港から来た女性が古びた一軒家の民泊に宿泊することになってしまったことから起こる恐怖の始まりが表現される。

ポスタービジュアルに使用されている写真は、ジョシー・ホー自身がアイディアを出して撮られた渾身の1枚。彼女自身も逆さまに吊るされるなど、撮影にもまる1日を費やして作られた力作で、
ジョシー自身も満足した出来になったにも関わらず、地元香港では、視覚効果的にあまりにも怖いということで、劇場を含む屋外での掲示が全て禁止されてしまった。実際にポスターとして使用されるのは日本が初めて。

映画『怨泊 ONPAKU』は、2024年7月19日(金)より全国順次ロードショー。

作品情報
映画『怨泊 ONPAKU』

香港で不動産関係のCEOとして働くサラは恋人と別れた後、東京で休日を兼ねた不動産開発用の土地を購入する計画を立てていた。東京へ着くと彼女を迎えた不動産業者の担当は、昔別れた恋人のショーンだった。ホテルは手違いで予約されておらず、ショーンから提案されたのは老婦人の絹代が経営する非常に古びた一軒家の民宿だった。外観と部屋のあまりにも古めかしさに不安と恐怖を感じたサラは、その夜、泊まった部屋の中で女を痛めつける男の不気味な光景を目にする。その恐怖の証拠を探すと部屋の床下から白骨遺体が発見される。警察で彼女の事情徴収を担当した生活安全課の小山田は、鑑識医で妹の真由美から、その白骨の正体と付着していた指紋に疑惑を持ち自ら捜査していくと、この民泊の古い家が住民失踪事件に関わっていることを突き止める。そしてサラもまた、幻覚で見えていた光景が現実となって迫ってきていた。そこには彼女とこの民家にまつわる因縁のつながりがあったのだった。

監督:藤井秀剛

出演:ジョシー・ホー、ローレンス・チョウ、高橋和也、黒川智花、酒向芳、菅原大吉、白川和子 

配給:フリーマン・オフィス  

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2024年7月19日(金) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

公式サイト onpaku-movie