Jul 28, 2023 news

『こちらあみ子』の森井勇佑監督が予告映像をディレクション!鈴木清順の【浪漫三部作】が鮮やかに蘇る 特集上映「SEIJUN RETURNS in 4K」

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鈴木清順監督生誕100年を記念して、4Kデジタル完全修復版特集上映「SEIJUN RETURNS in 4K」の開催が決定し、『こちらあみ子』の森井勇佑監督がディレクションを担当した予告映像と、ビジュアルが公開された。

没後なお“清順美学”と呼ばれる独自の映像美で熱烈な支持を得ている映画監督・鈴木清順。その評価は日本だけに留まらず、ウォン・カーウァイ、ジム・ジャームッシュ、クエンティン・タランティーノ、デイミアン・チャゼルなど多くの映画人からリスペクトを得ている。

この度、4Kデジタル完全修復版特集上映「SEIJUN RETURNS in 4K」の開催が決定し、今年4月にユーロスペースでプレミア先行公開され大好評を博した『ツィゴイネルワイゼン』、鈴木清順の大ファンだったという松田優作を主演に迎えた『陽炎座』、大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二を沢田研二が体現した『夢二』の【浪漫三部作】が揃って上映される。

公開された予告映像では『こちらあみ子』で新藤兼人賞金賞ほか数々の映画賞に輝いた注目の俊英・森井勇佑監督がディレクション、『こちらあみ子』『ラーゲリより愛を込めて』等を手掛けた早野亮が編集を担当。3作品のハイライトシーンが息もつかせぬスピードで展開され、どこを切り取っても絵になる華麗な映像美と、原田芳雄、松田優作、大楠道代ら清順映画を彩る豪華俳優陣の艶やかな演技に魅了され、妖しくも美しいSEIJUNワールドに一気に引きずり込まれる。

また、本作は撮影技師の志賀葉一氏(『ツィゴイネルワイゼン』撮影助手)と藤澤順一氏(『夢二』撮影技師、『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』撮影助手)が監修、2022年にヴェネチア国際映画祭クラシック部門にて最優秀賞を受賞した『殺しの烙印』4Kデジタル版のレストレーション作業を担当したIMAGICAエンタテインメントメディアサービスの全面協力のもとに完全復元。

元々のフィルムが持っていたポテンシャルを最大限に引き出し、以前は見えなかった衣装の質感や髪の毛1本1本、肌の細かな部分までも拾い上げ「いちばん最初に完成したときの形」を忠実に再現した。