May 15, 2025 news

大泉洋&松田龍平が登壇! 『探偵はBARにいる』シリーズ続編に意欲 「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクト

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まもなく閉館を控える「丸の内TOEI」のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトにて、5月14日(水)、『探偵はBARにいる』シリーズより、主演で探偵役の大泉洋と、相棒高田役の松田龍平が登壇し舞台挨拶が実施された。

満員となった丸の内TOEIを大泉洋と松田龍平が盛り上げ、『探偵はBARにいる』シリーズの知られざる裏話や、丸の内TOEIで行われた様々なイベントの思い出などに言及。

当日は、『探偵はBARにいる』シリーズ3作品が一挙に上映され、一挙上映の締め括りで、シリーズ最新作である『探偵はBARにいる3』の上映後に、主人公の探偵を演じた大泉洋と相棒の高田を演じた松田龍平が登壇した。2人が揃って丸の内TOEIに登壇するのは、2017年12月に行われた、シリーズ累計200万人動員記念の舞台挨拶以来約8年ぶり。詰めかけた熱いファンから大きな拍手と声援が飛んだ。

登壇早々、マイクを後ろ手に持ち、話し出さない松田に対し大泉が「約8年の間に松田龍平の舞台挨拶スキルが上がっているか楽しみにしていたけど、上がってない!」と会場を沸かせた。うなずきながら静かに大泉の話を聞いていた松田だったが、大泉から「ギリギリまで松田龍平さんが来ることを知らなかったんですよ。てっきり一人かと思っていた」と言われると、「4日前に登壇が決まりました」と冗談を挟み「(大泉に)会いたかったですから」と、コンビが揃った喜びを語った。

初日には毎回丸の内TOEIで舞台挨拶を行っていた本シリーズ。そんな中、次回作についてMCから話を振られた松田は「僕はだいぶ前から準備万端なんですよ」と意気込みを見せる。ただ、「この人(大泉)が忙しくて、しかも脚本にうるさいんですよ、こだわりが強くて。ちょっとめんどくさいですね」と笑わせた。

そんな大泉も「じゃあお前も拷問受けてみろよ!」と応酬。とはいえ大泉自身も、「プロデューサーに言ってますよ、どうなってるんだ!と。『室町無頼』をやってる場合じゃないですよ!『探偵』を作りましょう」と、今年1月に公開された自身の主演作を交えて次回作への意欲を語った。

丸の内TOEIが今年7月27日に閉館してしまうため、松田が「“4”の舞台挨拶をやる劇場がなくなってしまう」と寂しさをにじませると大泉は、「7月までに(撮影して)公開する?」とまさかの提案。「でもねえ、8年ぶりの映画を突貫で作るのも難しいしねえ‥‥2か月で作った映画に見えちゃうよねえ」と逡巡し笑わせた。

約8年ぶりの舞台挨拶とあっても、2人のコンビネーションは健在。大泉は松田に対し「不思議な魅力にあふれていますから、松田龍平さんと(次も)お仕事できるならしたいですね」とラブコール。松田も「大泉さんはこう見えて真面目で努力家。長いこと陰で見てきましたから」と返し、相思相愛ぶりをアピールした。

最後に松田は「探偵シリーズがずっとここ(丸の内TOEI)で上映されてきて、最後にこうしてお世話になった劇場で改めて上映されて、大泉さんと壇上に立つことができて良かったなと、嬉しい思いでいっぱいです」と万感の思いを語り、大泉も「7月27日で丸の内TOEIの歴史が終わるということで、その舞台に今日呼んでいただけて本当に嬉しいです。シリーズのファンも生まれて、初日舞台挨拶をし、毎回『次回作製作決定!』で盛り上がっていただいた。たくさんの思い出があります。2017年以来約8年ぶりにこうして龍平くんと舞台挨拶をして、最後の最後に素敵な思い出をもらえたなと。閉館には間に合わなかったけど、やはり『4』を作らなければならないと気持ちを新たに感じました」と挨拶。最後はやはり「一旦、7月27日公開に間に合うかどうか、試しにやってみます!(突貫だから)監督も脚本も私かもしれませんが、明日から子役オーディションに入ろうと思います。またいつか、皆さんにお披露目できるよう毎日プロデューサーの尻を蹴り、精進してまいります」と大泉節で笑わせ、約8年ぶりの舞台挨拶は大盛り上がりで幕を閉じた。

「さよなら 丸の内TOEI」は、2025年5月9日(金)から7月27日(日)まで開催中。

作品情報
「さよなら 丸の内TOEI」

往年の名作から最新作まで80タイトル以上を特集上映。そのほか、各種関連イベントが予定されている。

上映劇場:丸の内TOEI

提供:東映株式会社

2025年5月9日(金)から7月27日(日)まで開催

公式サイト marunouchi-toei-sayonara0727