Apr 04, 2018

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古谷徹、コナン原作者・青山剛昌の復帰を喜ぶも赤井寄りの私服を嘆く

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第205回

声優の古谷徹が、4月3日に東京国際フォーラムで行われた、映画『名探偵コナン ゼロの執行人』の完成披露試写会舞台挨拶に登壇した。

 

 

「アムロ、行きまーす!!」

観客へのちょっとしたサプライズとして、ステージ上に鎮座していた地球型ドローンを浮遊させることになったのだが、その時の掛け声でついこう口にしてしまった、レジェンド声優の古谷。

『名探偵コナン』シリーズでは、警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する【安室透】役を演じているが、もはや自分はアムロ・レイなのか安室透なのか古谷徹なのか分からず、混乱している様子だった。
古谷は、安室を演じるにあたり苦労した点について「大人の男のしたたかさだったり、色気を出すのがテーマでした。色気を随所に感じさせながら、それにセリフを乗っけていくというのは難しくて苦労しましたね」と明かすも、「皆さんには安室の沼にハマってほしいです」と、その出来には自信をのぞかせていた。

また、コナンと安室の関係性について、【江戸川コナン】役の高山みなみは「今回の安室さんは敵かも? ってところから始まった時は、「えー! 敵なの!?」って思いましたね」と振り返ると、古谷も「僕も焦りました。人気が落ちてしまうかと思って(笑)」と照れ笑い。さらに、アフレコ時のエピソードでは「テストの時から(高山と)息がピッタリ合ったので、ゾクゾクしました」と語る古谷に対し、「ああいう瞬間は、きますよねぇ」と同調し頷いてみせる高山だった。

そんなプロフェッショナルな2人に、今回ゲスト声優として参加している、【羽場二三一】役の博多大吉が「一緒にアフレコをやっていて、どちらか一人がミスしちゃってみたいなことはあるんですか?」と問うと、「あんまりミスがないんですよ、実は」とカッコ良く答える高山と、「レジェンドですから」と堂々と胸を張る古谷に対し、客席からは感嘆の声が漏れていた。

 

 

その後、会場には、昨年の12月より「病気療養と充電のため」との理由で長期休載していたが、今月4月11日発売の「週刊少年サンデー」20号から、『名探偵コナン』の連載再開を発表していた、原作者の青山剛昌氏がサプライズで登場すると、客席からはこの日一番の歓声が送られた。
「見ての通り元気ですので、心配は“ゼロ”です」と、映画のタイトルに絡めて現状報告をする青山氏に、高山は「復帰、おめでとうございます!」と、温かい言葉を送っていた。

しかし、黒のニットに黒の革ジャンを着込み、全身真っ黒な出で立ちで登場した青山氏に対し、「赤井秀一!! どう見てもその格好は。安室より赤井が好きなんですか!?」と嘆く古谷の姿も見られた。

舞台挨拶にはその他、声優キャストの山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、上戸彩(橘境子役)が登壇した。

 

映画『名探偵コナン ゼロの執行人』(東宝配給)

映画『名探偵コナン ゼロの執行人』(東宝配給)は、劇場版20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』に続き、謎の男・安室透がメインキャラクターとして登場し、サミット会場を狙った大規模爆破事件をきっかけに、コナンと公安警察が衝突する様を描いた、人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版22作目。

監督:立川譲
脚本:櫻井武晴
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、上戸彩、博多大吉 ほか

4月13日(金)より全国東宝系公開。

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。

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