Dec 10, 2017 news

桐谷健太、お気に入りフレーズ「絶望的にカッコイイ」で作品の拡散を図る?

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第171回

俳優の桐谷健太が、12月9日にテアトル新宿で行われた、映画『ビジランテ』の初日舞台挨拶に登壇した。

神藤三兄弟の三男で、デリヘル業の雇われ店長【神藤三郎】を演じた桐谷は「自分の代表作ができました! 絶望的にカッコイイ映画です!」と鼻息荒く挨拶すると、長男【神藤一郎】を演じた大森南朋と、次男【神藤二郎】を演じた鈴木浩介について「今回は、南朋さんと浩介君に甘えさせてもらいました。3人一緒のシーンは川でのケンカくらいでしたが」と振り返ると、「今、感極まってます。めっちゃ嬉しいんです。僕の代表作になりました。こんなに絶望的にカッコイイ作品を撮ってくれた入江悠監督に感謝します」と熱さ爆発。すぐさま鈴木から「“絶望的にカッコイイ”っていうフレーズが気に入ってるんですよ」とツッコまれていた桐谷だった。

また、二郎の妻【神藤美希】を演じた篠田麻里子は、鈴木と車の中で愛し合うシーンについて触れると「2017年の仕事始めがあのシーンだったんですよ(笑)」と赤面。続けて「浩介さんとは以前にご一緒したことがあって、その時はお見合い相手だったので、個人的にはその続編かなと考えてました(笑)。浩介さんは優しいし、とても包容力がある方なんです。初日にカーセックスのシーンがあったことで、覚悟を決められた気がします」と、堂々と発言していた。

そんな篠田に対し、入江悠監督は「篠田さんのこれまでの経歴や頑張ってきたことが、この役なら120%出せると思ってました。AKBの人はタフな人が多いと思うので、撮影中は何回もダメ出しさせてもらいました」と、“国民的アイドル”だった篠田の根性に全幅の信頼を寄せていた。

さらに、印象的だったシーンについて、大森は「真冬に雪が降る中で川に入らされる時は不安で不安で、心臓が止まったらどうするんだろうとか、責任取ってくれんのかなぁとか、ギャラいくらなのかなぁとか考えてました」と、過酷すぎる撮影だったことを明かすと、桐谷も「20年スタッフをやっている方も、今回は20年の間で一番過酷だったと言ってました。朝から朝まで撮って、次はまた昼からみたいな。撮影期間中は僕も、(桐谷よりも)三郎として居る期間の方が長かったと思います」と吐露していた。

最後に桐谷は「[ハッシュタグ(#)絶望的にカッコイイ]と付けて広めてください!」と、再びお気に入りのフレーズを引用し客席へ訴えかけていた。

ちなみに、ビジランテとは「自警団員」の意である。

映画『ビジランテ』(東京テアトル配給)

映画『ビジランテ』(東京テアトル配給)は、メガホンを執った入江悠監督の地元である埼玉県深谷市を舞台に、地方都市特有の暗部を描いたオリジナル作品。

監督・脚本:入江悠 出演:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、般若、坂田聡、岡村いずみ、菅田俊 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。