コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第98回
現在、テレビや雑誌に引っ張りダコ、写真集もバカ売れ中のモデル・泉里香が、6月19日にアキバシアターで行われた、映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の公開直前イベントに出席した。
劇中の仮面舞踏会シーンをイメージしたドレス姿で登場した泉は「少しセクシーな作品だったので、ドキドキしながら観てました」と照れながら仮面を外し、映画の感想を述べていた。
同じく仮面を着けて登場した、モノマネ芸人の原口あきまさも「夫婦で観てたんですが、最初は照れてたのに、途中からグーッと食い付いて観てましたね。(映画を観た後は)久しぶりに行ってらっしゃいのチュウがありました(笑)」と、本作がきっかけで夫婦間にも変化が訪れたことを打ち明けていた。
そんな原口は緊張すると、急に汗をかいてしまうと告白していたが、一方の泉は、緊張すると早口になり、よく“噛む”クセがあるようで、その“噛む”を「言葉を噛む」ではなく「“何か”を噛む」と勘違いした原口にイヤらしく指摘されるも、天然で気付かなかったのか完全にスルーしていた泉の姿もあった。
また、大企業のCEOであり歪んだ愛の形を求める主人公【クリスチャン・グレイ】について、泉は「グレイさんはカッコイイですよね。私だったら好きだから許してしまいそう」と、本音を吐露。理想の男性を「優しい人」「私の全てを受け入れてくれる人」とすると、具体的にはジョージ・クルーニーの名を挙げていた。 どうやら、クルーニーは泉の父親にちょっと似ているようで、和よりも洋の男性の方がお好みだそうだ。
さらに、ステージで行われた「恋愛束縛度チェック」で、【寂しがり屋の甘えん坊タイプ】と診断された泉は「そうですぅ」と素直に納得し、“甘いセリフ”に関しては「ストレートなのが嬉しいですね。「大好き」とか「愛してるよ」とか。私も言いますし」と、変化球ではなく直球が好きなことも告白していた。
そして、彼氏の携帯は見ないタイプで、泉自身も秘密がなくオープンな性格であることも明かしていた。
ちなみに、ステージでは原口が、『石橋貴明』『柳葉敏郎』『明石家さんま』『出川哲朗』らのモノマネを次々に披露しながら「愛の告白」をし泉を笑わせると、新ネタ『手術後のKABA.ちゃん』も初披露し会場を沸かせていた。
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(東宝東和配給)
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(東宝東和配給)は、大企業の若きCEOと女子大生の特異な恋愛模様を官能的に綴った、E・L・ジェームズによる小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編。
監督:ジェームズ・フォーリー 脚本:ナイオール・レナード 出演:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、エリック・ジョンソン、リタ・オラ、ルーク・グライムス、ヴィクター・ラサック、エロイーズ・マムフォード、ヴェラ・ヒースコート、マックス・マーティーニ、キム・ベイシンガー、マーシャ・ゲイ・ハーデン ほか