Aug 26, 2021 news

ジョナサン・ノーランら日米トップクリエイター陣による夢の対談が実現!映画『レミニセンス』 公開イベント開催

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『インセプション』『TENET テネット』などで天才監督の称号を確固たるものとしたクリストファー・ノーラン。その誕生の陰には『メメント』の原案でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』『インターステラー』の脚本も手がけた、弟のジョナサン・ノーランというもう一人の天才がいた。

そんなジョナサンが製作を務める映画『レミニセンス』は、記憶のトリックに騙される、新感覚体験を味わえる作品。監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」の視聴者数を抜いて全米を騒然とさせた「ウエストワールド」のリサ・ジョイが務める。

ヒュー・ジャックマンが演じるのは、〈記憶潜入(レミニセンス)エージェント〉。人の記憶にレミニセンスし、その記憶を360度の空間映像に再現して事件を捜査する。共演は、『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、「ウエストワールド」のタンディ・ニュートンら豪華キャストが集結。

公開に先駆けて、ロサンゼルスより監督&脚本を務めたリサ・ジョイ、製作を務めたジョナサン・ノーランをリモートで繋いだイベントが実施され、会場には映画『永遠の0(ゼロ)』、『アルキメデスの大戦』など様々な作品を手がけ、ノーラン兄弟を敬愛しているという山崎貴監督が駆け付けた。

一足先に映画を鑑賞した山崎監督は映画について、「SF映画って特殊な設定が出てきて、この映画も水没しかけている都市で、且つ記憶に潜入できる装置が出てきますよね。こうした要素が上手くいかないと只の設定になってしまうのですが、この映画はそのシチュエーションが物語のすごく重要な鍵になっていて、物語がSFとして機能している。素晴らしいですね」と絶賛。

ジョナサン・ノーランら日米トップクリエイター陣による夢の対談が実現!映画『レミニセンス』 公開イベント開催

これを聞いたリサ監督は「本当に光栄です。人の物語や人生についてロマンティックな考えをする方なので、アクションやノワールと関連付けられることの多いこのSFというジャンルの中で、ロマンシティズムを活かしたいと考えて撮影しました」とコメント。ジョナサンは「僕にとっても良質なSFというのは、没入できる世界観とストーリー、2つの要素が必要だと思っています。リサは今回それを作り上げたと思っているので、とても誇らしく思っています」と作品への自信を覗かせた。

司会から参考にした作品を聞かれると、リサ監督は「本編のテーマの1つである“私達は他の人間の本当の姿を見ることができるのか?”それと“愛とどう関わっていくのか?”ということについては『羅生門』やヒッチコックの『めまい』を参考にしています。また、劇中のある電車のシーンは宮崎駿監督が大好きなので、『千と千尋の神隠し』へのちょっとしたオマージュを入れています。」と日本映画からの影響について語った。

CGやVFX技術が発達している中であえて「記憶再現装置」を実際に作る、という、“リアル”にこだわった理由を聞かれると、リサ監督は「ヒューが演じるキャラクターが依頼人の記憶を見る時にホログラムを使いたいと思いました。今回の作品にとっては、役者がマシンと“記憶”と“触れる”ような形でやりとりする事がとてもとても重要だったので、スタッフと共に3Dホログラムのマシンを作りました。」とコメント。

ジョナサン・ノーランら日米トップクリエイター陣による夢の対談が実現!映画『レミニセンス』 公開イベント開催

山崎監督が「大変なことをしているはずなんですよ。ホログラムの映像は先に撮らなきゃいけないし、それも多岐に渡っているので。」と話すと、リサ監督も「本当に1つの挑戦でした!仰る通り先に撮影している映像が必要で、しかもアングルを考えなければいけない。更にヒューがその映像をどこからどうやって見るかを考えながら先に撮影しなければいけませんでした。現場では“算数”を使ったといつも笑っていました。大変でしたが楽しかったです。」とリアルな撮影エピソードを明かしてくれた。

山崎監督から「登場人物の第三者から見た感じと本人の幸福感のズレに、溝口健二作品の影響を感じたのですが、どうでしょうか?」という質問を受けたリサ監督は、「溝口監督のスタイルは既に文化的な意識として浸透しているのではないかと思います。母がアジア系のこともあり、幼少期からアジア映画に影響を受けてきましたし、映画を作る時に感性として違うものが混じっているのではないかと自負しています。美しく誌的だけどスケール感もあり、時にダークでもあるものが私の琴線に触れます。」と自分の出自を絡めながらその影響について語った。

ジョナサン・ノーランら日米トップクリエイター陣による夢の対談が実現!映画『レミニセンス』 公開イベント開催

ジョナサンも「僕自身日本映画が大好き。僭越ながら山崎監督が鋭いな!と思ったのは、この作品は記憶が登場して、それはとても私的なものなんだけど、また違った角度から見ると?という物語でもあるんです。私達はそうした物事の見方の違いを日本映画は非常に巧みに組み立てているなと思っています」とコメントした。

最後にリサ監督とジョナサンは日本の観客に向けて「沢山の愛情から生まれた作品ですので、楽しんでください」と語り中継は終了。山崎監督も「至る所に仕掛けられた罠や伏線大きな予想もしなかったところに連れていってくれる」と語っていた。

映画『レミニセンス』は、9月17日(金)より劇場、IMAX同時公開。

作品情報
ジョナサン・ノーランら日米トップクリエイター陣による夢の対談が実現!映画『レミニセンス』 公開イベント開催
映画『レミニセンス』

主人公・ニックは、人の記憶に潜入(レミニセンス)し、360度の空間で再現した記憶の中で、“凶悪事件の鍵を握る女性・メイを探す“というミッションを引き受けた記憶潜入エージェント。壮大なスケールで描かれた、都市が海に沈み世界が水に支配された近未来を舞台に、巨大な陰謀が渦巻く中、メイに、ニックは辿り着くことが出来るのか?果たして、《レミニセンス》から再生される《隠された真実》とは。

監督:リサ・ジョイ

製作:ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイ

出演:ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートン、ダニエル・ウー

配給:ワーナー・ブラザース映画

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2021年9月17日(金) 全国公開

公式サイト reminiscence-movie