Mar 08, 2024 news

3月8日は国際女性デー 4Kデジタルリマスターで蘇る『ピアノ・レッスン』など‟女性が本当の自分を見つける”名作映画4選

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『プロミシング・ヤング・ウーマン』

ごく平凡な生活を送っているかに見える女性キャシーには、周囲の知らないもうひとつの顔があり、その行動の裏には、ある目的があった。明るい未来を約束された若い女性(=プロミシング・ヤング・ウーマン)だと誰もが信じていたキャシーが、ある不可解な事件によって未来をふいに奪われたことから、復讐を企てるサスペンスドラマ。

女優出身で本作が長編初監督を務めたエメラルド・フェネル、主演はキャリー・マリガン、製作には『バービー』では主演を務めたマーゴット・ロビーが名を連ねる。女性監督による女性目線の復讐劇、一風変わった痛快スリラーで世界中に性暴力問題を提唱し、至極のエンターテインメント作品に仕上げた。第93回アカデミー賞で作品賞では、監督賞、主演女優賞など5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。

Amazon Prime Video、U-NEXTなどで配信中(日本公開日:2021年7月16日)


『燃ゆる女の肖像』

18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描いたラブストーリー。画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から娘エロイーズの見合いのための肖像画を依頼され、孤島に建つ屋敷を訪れる。エロイーズは結婚を嫌がっているため、マリアンヌは正体を隠して彼女に近づき密かに肖像画を完成させるが、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを批判されてしまう。描き直すと決めたマリアンヌに、エロイーズは意外にもモデルになると申し出る。やがてキャンパスをはさんで見つめ合い、時間をともにするうちに、激しい恋に落ちていく2人だったが‥‥。

監督を務めたのは、現代の重要な映画監督のひとり、セリーヌ・シアマ。2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞した本作は、映画業界で変革が叫ばれるジェンダーギャップ問題にも一石を投じた。冒頭の海辺のシーンは『ピアノ・レッスン』を想起させるが、シアマは自身の「10本の偉大な映画」の1本として『ピアノ・レッスン』を挙げている。

Amazon Prime Video、U-NEXTなどで配信中(日本公開日:2020年12月4日)