Mar 08, 2021 news

講談師・神田伯山が企業の黒歴史を語る!第1回は大手おもちゃメーカー・バンダイの物語『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』

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講談師・神田伯山が企業の黒歴史を語る!

6代目神田伯山が講談調で語り起こす、企業の手痛い失敗談。寄席をみているような気分で、笑いあり、涙ありのストーリーに没入できます。企業を直接訪ねて当事者への突撃取材も!

『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』

バンダイの“世界一売れなかった次世代ゲーム機”の秘話に迫る!

おもちゃメーカー・バンダイの黒歴史「ピピンアットマーク」。1996年、米アップル社とタッグを組んで生まれた“夢の次世代マルチメディア機”はなぜ失敗したのか?徹底取材で明らかになった失敗の本質、そして驚きの後日談とは?

『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』

再現Vは、なんとガンプラ?!

黒歴史を紐解く再現VTRはすべてガンプラのコマ撮りで演出!一流クリエイターの手による“動くガンプラ”がストーリーを盛り上げる!

『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』
(C)創通・サンライズ

『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』

【6代目・神田伯山(講談師)】

1983年6月4日生
2007年11月三代目神田松鯉に入門し、「松之丞」2012年6月二ツ目昇進
2020年2月真打昇進と同時に六代目神田伯山襲名

(神田伯山さん・収録後の声)
おもしろかったですね。バンダイさんの「ピピンアットマーク」という黒歴史は僕も知らない話だったんですが実によくできたストーリー。いまや世界中にエンタテインメントを届ける企業が、かつてこんな大失敗をやらかした顛末が、言っちゃ悪いけどおもしろい

(企業の黒歴史を講談で演じることについては)不思議とあまり違和感なかったですね。戦国時代でも現代でも、人がいろいろ失敗したり成功したりという人間ドラマはあまり変わらないですよね。実際にロケで当事者にお会いしましたが、実に良いキャラクターだったことも印象的でした。良いこともあれば悪いこともある。「禍福はあざなえる縄のごとし」とか「人間万事塞翁が馬」とかそういう僕が好きな言葉と一致する番組ですね

講談の世界でも『点で見るのでなく、線で見る』という教えがありますが、黒歴史のとらえ方もそれと一致するかもしれません。失敗した部分だけがクローズアップされがちですけど、たとえ大失敗したとしても人生は続くわけで。そこからどう立て直したのかという部分に目を向けていくのが大切かと。芸能界なんかでも叩かれたりなんだしたあとに注目を浴びなくなった人たちが“失敗”のその後をどんな風に生きていくのかということにも、僕はこっそり注目しています。

皆さんが喜んでくれれば第2回、3回があるかも、ということですがこの番組自体がNHKの黒歴史になる可能性もあるので、応援してください。

『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』

レギュラー番組への道『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』

【放送日】
NHKBSプレミアム
3月19日(金)23:15~23:44放送
【出演者】
神田伯山(講談師)
広瀬修子(ナレーション)

©創通・サンライズ©創通・サンライズ

【番組内容】
全国421万社、大小問わず一つや二つは抱える「黒歴史」。調子に乗って大コケしたあの商品や、思わぬ落とし穴にハマったあの巨大プロジェクトなど、よそさまにはちょっと話しづらい企業の黒歴史=苦労(くろう)の歴史を、いま巷で大人気の講談師・神田伯山さんが語る異色の経済番組、それが『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』です。
第1回は「“世界一売れなかった”次世代ゲーム機」。1990年代、プレステ、セガサターンがしのぎを削るゲム市場に挑んだ大手おもちゃメーカー・バンダイの物語。アメリカのアップル社と組み、社運をかけて世に送り出した「ピピンアットマーク」は、270億円の損失を招く結果に・・・。黒歴史を笑いに昇華しつつ、手痛い失敗から得られた教訓をあぶり出し、挑戦者たちの姿にはエールを送ろうという一風変わった酔狂な番組、まずは一席、お付き合い頂きたく・・・。

【レギュラー番組への道とは?】
全国のTV番組制作者たちが「レギュラー番組化」を目指して腕を競う、チョットとんがった開発番組枠!1週間の疲れを金曜の夜に癒して頂きたい!そんな志をもった制作者たちが力を尽くしてお届けします!
BSプレミアム毎週金曜午後11時15分