Jan 09, 2023 news

チェコスロバキア最後の女性死刑囚を描く、心震える実話‥‥ 映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』

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チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、若干23歳にして絞首刑に処された実在の人物を描いた映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』。この度、日本版ティザー予告映像とティザービジュアルが解禁された。

2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った本作は、2017年チェコ・アカデミー賞主演女優賞・助演女優賞・最優秀ポスター賞を受賞したほか、各国の映画祭で様々な賞を受賞し、カルト映画のレジェントであるジョン・ウォーターズ監督が年間ベスト映画の一本としてピックアップするなど、世界的な注目を浴びている。

群衆の間へトラックで突っ込み、8人が死亡、12人が負傷する事故を起こした22歳のオルガ。両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負い、「復讐」という名の「自殺」を決行した女性が処刑されるまでを描いた衝撃作だ。

映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は、2023年4月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

作品情報
映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』

銀行員の父と歯科医の母を持つ経済的にも恵まれたオルガ・ヘプナロヴァーは、1973 年7月10日、チェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込む。この事故で8人が死亡、12人が負傷。犯行前、22歳のオルガは新聞社に犯行声明文を送った。自身の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたと示す。両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負った少女は、自らを「性的障害者」と呼び、酒とタバコに溺れ、女たちと次々に肌を重ねていく。しかし、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態はヤスリで削られていくかのように、一層、悪化していき‥‥。

監督・脚本:トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ

原作:ロマン・ツィーレク

出演:ミハリナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク

配給:クレプスキュール フィルム

2023年4月29日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

公式サイト olga.crepuscule-films.com