Oct 27, 2022 news

大竹しのぶ「もうほんとに可愛いらしいんです!」 ディオールに魅せられたチャーミングな家政婦 映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』

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『ポセイドン・アドベンチャー』他数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの原作「ハリスおばさんパリへ行く」、アカデミー賞ノミネート女優レスリー・マンヴィル主演の映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』。

舞台は1950年代、ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦がある日働き先で1枚の美しいドレスに出会う。それは、これまで聞いたこともなかった、ディオールのドレス。500 ポンドもするというそのドレスに心を奪われた彼女はパリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋‥‥?夢をあきらめなかった彼女に起きる、素敵な奇跡。いくつになっても夢を忘れない、見た人誰もがミセス・ハリスから勇気をもらえる、この冬一番のハッピーストーリー。

この度、チャーミングなミセス・ハリスに魅せられた大竹しのぶのコメント入り映像が公開された。

映像には、家政婦をしているハリスがディオールのドレスに心奪われる瞬間や、ファッションショーで美しいドレスに見惚れる場面、「ミス ディオール」と呼ばれるドレスからインスピレーションを受けて作られた「ヴィーナス」という鮮やかなグリーンのドレスに身を包み、まるで少女のように喜ぶ微笑ましい姿など、見ているだけで幸せな気分にさせてくれるシーンとともに、大竹しのぶによる「いくつになっても夢を諦めないミセス・ハリスの姿が、もうほんとに可愛いらしいんです!元気が出ます!」とナレーションが入る。

原作者のポール・ギャリコは世界中に多くのファンを持つ作家だが、大竹しのぶも山田洋次監督に薦められて20代のころに原作本を読んでおり、本作の監督・脚本のアンソニー・ファビアンもファンの一人。彼自身も少年時代をパリで過ごし、イギリスの寄宿学校で学んでいたことが、物語の中心にある両方の文化をスクリーンで表現することに大いに役立ったと言える。

SNS上でも原作ファンから映画の公開を楽しみに待つ声が届くが、半世紀以上の時を経てポール・ギャリコによる1958年の小説「ハリスおばさんパリへ行く」が復刊、角川文庫より10月24日(月)より発売が決定した。

ポール・ギャリコ「ミセス・ハリス、パリへ行く」 訳=亀山龍樹 角川文庫

映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』は、11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。

作品情報
映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』

第二次世界大戦後のロンドン。夫を亡くした家政婦ミセス・ハリスは働き先でディオールのドレスに出会う。あまりの美しさに完全に魅せられたハリスは、ディオールのドレスを手に入れるためにパリへ行くことを決意する。なんとか集めたお金でパリへと旅立った彼女が向かった先は、ディオールの本店。威圧的なマネージャーのコルベールから追い出されそうになるが、ハリスの夢をあきらめない姿勢は会計士のアンドレやモデルのナターシャ、シャサーニュ侯爵ら出会った人々を魅了していく。果たして彼女はディオールのドレスを手に入れて、夢を叶えることができるのだろうか‥‥。

監督・脚本:アンソニー・ファビアン

出演:レスリー・マンヴィル、イザベル・ユペール、ジェイソン・アイザックス、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー、ローズ・ウィリアムズ

配給:パルコ ユニバーサル映画

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2022年11月18日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開

公式サイト universalpictures.jp/micro/mrsharris