ジェシカ・チャステイン主演最新作、映画『あの歌を憶えている』。この度、本作のロング予告映像が公開された。
本作は、忘れたい記憶を抱え続けている女と、忘れたくない記憶を失っていってしまう男。ニューヨーク・ブルックリンを舞台に、記憶に翻弄される不器用なふたりが出会い、新たな人生と希望を見つけていくヒューマンドラマ。監督は、メキシコの俊英ミシェル・フランコ。主演は『女神の見えざる手』『355』『タミー・フェイの瞳』などのジェシカ・チャステイン。わずかに残る遠い記憶を慈しむ若年性認知症を抱えるソールを、ピーター・サースガードが演じる。
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この度公開されたロング予告映像は、高校の同窓会に訪れた主人公のシルヴィアが1人で座っているところにソールが訪れる出会いのシーンから始まる。ソールは何故か、足早に帰途につこうとするシルヴィアの後をつける。警戒しながらもシルヴィアは無事帰宅。ソールは土砂降りの雨の中シルヴィアの家の前で一晩を明かす。その様子を見て「大丈夫?」と声をかけるシルヴィア。無事弟に保護されたソールは「普通なら肺炎だ」と言われるが「何年も病気知らずだ」と何事もなかったかのように答える。数日後、家に来たシルヴィアに心からの謝罪をするソール。その後、ソールの姪に「叔父のことを見てくれませんか?」と頼まれ、2人きりになったタイミングで、同窓会の日何故尾行したのか問い詰めるシルヴィアだったが、ソールは、若年性認知症を患っていた。
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お互いを知るうちに少しずつ距離が近づく2人だったが、その関係を良しとしないソールの弟や、疎遠だったシルヴィアと母親の再会など、すれ違いが重なっていく。泣きながら「自由を奪われた」とシルヴィアの娘アナに耳打ちするソール、走り出すシルヴィア、そして愛おしそうに互いを見つめ合う2人に待ち受ける結末とは。
映画『あの歌を憶えている』は、2025年2月21日(金)より全国公開。
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ソーシャルワーカーとして働き、13歳の娘とNYで暮らすシルヴィア。若年性認知症による記憶障害を抱えるソール。それまで接点もなかったそんなふたりが、高校の同窓会で出会う。家族に頼まれ、ソールの面倒を見るようになるシルヴィアだったが、穏やかで優しい人柄と、抗えない運命を与えられた哀しみに触れる中で、彼に惹かれていく。だが、彼女もまた過去の傷を秘めていた。
監督・脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン、ピーター・サースガード、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、エルシー・フィッシャー、ジェシカ・ハーパーほか
配給:セテラ・インターナショナル
© DONDE QUEMA EL SOL S.A.P.I. DE C.V. 2023
2025年2月21日(金) 新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開
公式サイト memory-movie-jp