『CLOSE/クロース』の製作スタッフが贈る、美しくも残酷なリベンジ・スリラー、映画『MELT メルト』。この度、本作の日本版予告映像、本ビジュアル、場面写真が公開された。

本作は、『オーバー・ザ・ブルースカイ』でその演技を高く評価され、女優として20年以上のキャリアを持つベルギーのフィーラ・バーテンス監督の長編デビュー作。主人公は、13歳の少女エヴァ。物語は、大人になったエヴァが忌まわしい過去を回想する形で展開されていく。




大人になったエヴァを演じたのは『トリとロキタ』のシャーロット・デ・ブリュイヌ。そして、13歳のエヴァを繊細に体現し、サンダンスで賞を得たローザ・マーチャントは、本作で長編映画デビューを飾った。さらには『トリとロキタ』『CLOSE/クロース』のプロデューサーが名を連ね、新人監督のリスクを恐れぬプロジェクトをバックアップしている。




この度公開された日本版予告映像は、冒頭から不穏な空気を漂わせ、エヴァの過去と現在が交錯していく。当時、エヴァと幼馴染との間で行われていた「ゲーム」とは何なのか、現在のエヴァが大人になった彼らと再会を果たすしたとき、どのような展開が待っているのか。

映画『MELT メルト』は、2025年7月25日(金)より全国順次公開。

ブリュッセルでカメラマン助手の仕事をしているエヴァは、恋人も親しい友人もなく、両親とは長らく絶縁している孤独な女性。そんなエヴァのもとに1通のメッセージが届く。エヴァの少女時代に不慮の死を遂げた少年ヤンの追悼イベントが催されるというのだ。そのメッセージによって13歳の時に負ったトラウマを呼び覚まされたエヴァは、謎めいた大きな氷の塊を車に積み、故郷の田舎の村へと向かう。それは自らを苦しめてきた過去と対峙し、すべてを終わらせるための復讐計画の始まりだった。
監督:フィーラ・バーテンス
原作:「Het Smelt」(2015)
出演:シャーロット・デ・ブリュイヌ、ローザ・マーチャント
配給:アルバトロス・フィルム
©Savage Film – PRPL – Versus Production – 2023
2025年7月25日(金) 新宿武蔵野館他全国順次公開
公式サイト melt-film