長編デビュー作『マンデラ』で2022年国家映画賞新人監督賞を受賞したマドーン・アシュヴィンが監督・脚本を務める映画『マーヴィーラン 伝説の勇者』。 この度、本作の予告映像と日本版ポスタービジュアルが公開された。

もしも、自らが描く漫画のヒーローになり、巨悪との対決を余儀なくされたら‥‥ 。そんなユニークな設定の下、気迫溢れるアクション、1人の男の成長譚としての骨太なドラマ、予想外の展開からもたらされるコメディ要素すべてを盛り込んだ最強のエンターテインメントがこの夏、日本に上陸する。

主人公の漫画家サティヤを演じるのは、タミル語界のスター、シヴァカールティケーヤン。サティヤの最大の敵・政治家ジェヤコディを演じるのは、映画監督としても知られるミシュキン。天啓さながらにサティヤの運命を翻弄する荘厳な「声」は、『ヴィクラム』の日本公開を控えるヴィジャイ・セードゥパティが担当している。
そのほか、2023年フィルムフェア賞南インド映画部門新人女優賞を受賞したアディティ・シャンカル、『RRR』のS・S・ラージャマウリ監督作『あなたがいてこそ』主演のスニール、マドーン・アシュヴィン監督とは『マンデラ』に続く2度目のタッグとなるヨーギ・バーブらが脇を固める。
映画『マーヴィーラン 伝説の勇者』は、2025年7月11日(金)より全国公開。

新聞の長期連載漫画「マーヴィーラン」の作者であるサティヤ。気弱な彼は、人一倍負けん気の強い母の起こす騒動を収めるのに必死の毎日。そんなある日、住居のある地域一帯が開発対象となり、立ち退きを余儀なくされてしまう。新たな住処として提供された高層マンションに浮かれる一家だったが、そこは悪徳政治家ジェヤコディ一派が仕切る手抜き工事の元に建てられた欠陥住宅だった。サティヤは意を決して彼らに立ち向かうが、すげなく返り討ちに遭ってしまう。自らが描き続ける「マーヴィーラン=偉大な勇者」と己のギャップに、絶望の淵を覗き込んだその後、奇跡的に生還したサティヤの耳元で、勇壮な「声」が鳴り響くようになる。その声はサティヤを「勇者」と呼び、ジェヤコディを「死神」と呼ぶのだった。サティヤは、真の「マーヴィーラン」として、民衆を苦しめる巨悪に立ち向かうことができるのか。
監督・脚本:マドーン・アシュヴィン
出演:シヴァカールティケーヤン、アディティ・シャンカル、ミシュキン、スニール、ヨーギ・バーブ
配給:ファインフィルムズ
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2025年7月11日(金) 公開
公式サイト maaveeran-movie