荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。その実写映画の第2弾作品、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』がまもなく公開される。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた原作を、高橋一生主演で実写化したドラマ化は大きな話題を呼び、人気を博した。その反響を受けて、実写ドラマのチームが再集結し制作された、映画版第1作目『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』も大ヒット。
最新作となる本作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影、「岸辺露伴」史上最大スケールで完全映画化する。




唯一無二の世界観を持つ原作の実写化を圧倒的なクオリティで実現させた渡辺一貴監督について、キャスト陣は“監督への絶対的な信頼”を語る。


ドラマ開始から約5年間にわたりタッグを組み、本作で邦画初の全編ヴェネツィアロケに挑んだ主演の高橋一生は、渡辺監督に対し「渡辺監督のおかげで露伴でいられた」と信頼を明かす。
続けて、シリーズ最難関と言われたエピソードの実写化を挑むにあたり高橋は「この5年、俳優として作品に対していつも同じ取り組み方をさせていただいてきました。渡辺監督は、俳優のお芝居をしっかり見てくださっていて、そのうえで監督ご自身のフィルターを通して、とても柔軟に作品を作っていくやり方をされていらっしゃる。それは今作でも変わらなかったように感じています」と、監督の手腕を絶賛した。

また、露伴に自らの犯した「あやまち」を告白する謎の男・田宮を演じる井浦新は、ドラマ「刑事の現場」で初めて現場を共にして以来、本作が4度目の監督の作品への出演という、旧知の仲。「最初に出会ってからもう20年近く経っていて、絶対的な信頼感と安心感を持って演じさせてもらいましたし、とても自由に田宮を演じることができました。原作への愛を大切にし、台本に書かれている田宮をきちんと描きながらも、良い方向に役の輪郭を押し広げる作業ができたのは渡辺監督がいつも手綱を持っていてくれたから安心してできたなと思っています」と語り、原作にも登場し物語の鍵を握る重要なキャラクター“田宮”を演じる上で、渡辺監督への信頼が撮影に大きく影響したことを明かした。


映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、2025年5月23日(金) よりロードショー。

漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。幸福から必死に逃れようと生きてきた男は、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだ筈の浮浪者が現れ、ポップコーンを使った試練に挑まされる。「ポップコーンを投げて3回続けて口でキャッチできたら俺の呪いは消える。しかし失敗したら最大の絶望を受け入れろ」。奇妙な告白にのめりこむ露伴は、相手を本にして人の記憶や体験を読むことができる特殊能力を使ってしまう。やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く。
監督:渡辺一貴
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(集英社ジャンプ コミックス刊)
出演:高橋一生、飯豊まりえ、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介、井浦新
配給:アスミック・エース
© 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2025年5月23日(金) ロードショー