「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」シリーズの映画最新作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』。この度、本作の本予告映像、本ビジュアルが公開された。

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。高橋一生を主演に迎えドラマ化された同作は、3期にわたる放送を経て、実写ドラマのチームが再集結し制作された映画版第1作目『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は23年5月に公開され大ヒット。
そんな人気シリーズの映画最新作となる本作では、漫画「岸辺露伴」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影し映画化。原作に映画オリジナルエピソードを加え、時空を超えて続く「呪い」に満ちた極上サスペンスを描く。
この度公開された本予告映像は、水の都ヴェネツィアに潜む死の影を背負うかのように歩む岸辺露伴(高橋一生)の姿から幕を開ける。人の心や記憶を本にして読み、さらに命令を書き込むこともできる【ヘブンズ・ドアー】という特殊な能力を持つ人気漫画家の露伴は、訪れた教会の懺悔室で、仮面を被った男の恐ろしい「告白」を耳にする。それは、かつて誤って浮浪者(戸次重幸)を殺してしまった男(大東駿介)にかけられた呪いの話だった。
「お前が幸せの絶頂の時、お前に俺以上の“絶望”を味合わせてやる―」。浮浪者の怨念から、男には幸せが次々襲いかかってくるという。露伴に呪いとは何かを問いかける美しき仮面職人・マリア(玉城ティナ)。そして、露伴の行く先々に現れる怪しげな男・田宮(井浦新)。この2人との運命的な出会いから、やがて露伴は、自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気が付く。果たして、仮面の男の正体とは。抑えられない好奇心から露伴が開いてしまった真実という名の扉から、物語はどのような結末へと導かれるのか。
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、2025年5月23日(金) よりロードショー。

漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。幸福から必死に逃れようと生きてきた男は、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだ筈の浮浪者が現れ、ポップコーンを使った試練に挑まされる。「ポップコーンを投げて3回続けて口でキャッチできたら俺の呪いは消える。しかし失敗したら最大の絶望を受け入れろ」。奇妙な告白にのめりこむ露伴は、相手を本にして人の記憶や体験を読むことができる特殊能力を使ってしまう。やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く。
監督:渡辺一貴
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(集英社ジャンプ コミックス刊)
出演:高橋一生、飯豊まりえ、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介、井浦新
配給:アスミック・エース
© 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2025年5月23日(金) ロードショー