Aug 23, 2023 news

暴力と欺瞞に満ちたインドネシアの近現代史を寓話的に描く、東京フィルメックス最優秀作品賞受賞作 映画『沈黙の自叙伝』

A A
SHARE

第23回東京フィルメックスコンペティション部門で最優秀作品賞を受賞した、マクバル・ムバラク監督の長編デビュー作、映画『沈黙の自叙伝』の予告映像とポスタービジュアルが公開された。

暴力と欺瞞に満ちたインドネシアの近現代史を寓話的に描いた本作は、第79回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で上映され国際批評家連盟賞を受賞、さらに第23回東京フィルメックスでは『自叙伝』のタイトルで上映、コンペティション部門審査員長のリティ・パン監督から絶賛され、最高賞の最優秀作品賞を受賞した。

青年ラキブの父は刑務所に、 兄は海外に出稼ぎに出ている。 彼は、インドネシアの田舎町で何世紀にもわたり一族で仕えてきた、退役した将軍プルナが所有する空き屋敷で、 たった1人の使用人として働くことになる。プルナはラキブに対して立場を超えたように親身に接し、 父親代わりの存在となりつつあった。ラキブ自身もプルナのアシスタントとして、 仕事と生活の中で天職を見出す。 そして、地元の首長選挙に立候補した将軍の選挙キャンペーンが始まり、 2人の運命も大きく動き出す。

映画『沈黙の自叙伝』は2023年9月16日(土)より全国順次公開。

作品情報
映画『沈黙の自叙伝』

青年ラキブの父は刑務所に、 兄は海外に出稼ぎに出ている。 彼は、インドネシアの田舎町で何世紀にもわたり一族で仕えてきた、退役した将軍プルナが所有する空き屋敷で、 たった1人の使用人として働くことになる。プルナはラキブに対して立場を超えたように親身に接し、 父親代わりの存在となりつつあった。ラキブ自身もプルナのアシスタントとして、 仕事と生活の中で天職を見出す。 そして、地元の首長選挙に立候補した将軍の選挙キャンペーンが始まり、 2人の運命も大きく動き出す。

監督:マクバル・ムバラク

出演:ケビン・アルディロワ、アースウェンディ・ベニング・サワラ、スワラ・ユスフ・マハルディカ、ルクマン・サルディ

配給:ムーリンプロダクション 

©2022. Kawan Kawan Media, In Vivo Films, Pōtocol, Staron Film, Cinematografica, NiKo Film

2023年9月16日(土) シアター・イメージフォーラムにてロードショー、全国順次公開

公式サイト jijoden-film