大ベストセラー『陽だまりの彼女』の作者である越谷オサムによる同名の青春小説を原作とし、駒井蓮と豊川悦司が父娘役で出演する『いとみち』(6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開)。
いとを演じた駒井は「(豊川さんに)最初に東京でお会いした時にオーラが凄くあって存在感に圧倒され、どうやったら父と娘になれるのだろうと悩みましたが、(撮影場所の)板柳町で再会したら現場の空気感もあって、すっと父娘になれました」と語り、父耕一を演じた豊川悦司も「親子関係というのはとても個的で、それぞれの家庭で全く異なる関係性のような気がします。僕自身も娘がいますが、娘との関係性を未だ理解できない自分がいる気がします。そういう父親の戸惑いみたいなものを大切に演じてみました」と語る。
若くして妻を亡くし、シングルファーザーとして娘を育てる相馬耕一(豊川悦司)。予想外にメイドカフェでバイトを始めた娘いと(駒井蓮)を、心配しながらも見守っていたが、ある事がきっかけで、バイトを辞めろという耕一と、それに抵抗するいとは口論となってしまう・・・。
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【けっぱれ】津軽弁シーン、父娘喧嘩シーン公開!!
思春期を迎えた娘との距離に戸惑いつつ接する耕一が、不得意な津軽弁で「けっぱれ」と話しかけると、「発音ちがう、使い方も変」と、娘に一刀両断される姿や、メイドカフェのバイトをめぐる父娘の口論のシーンを公開!
バイト先で初めてみつけた自分の居場所を守ろうとするいと。雄大な青森の自然のなかで、互いに不器用な家族が絆を結び直し、仲間たちに支えられ成長していくひとりの少女の成長を描く、極上の人間賛歌『いとみち』。
『いとみち』
(6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開)
出演:駒井蓮 豊川悦司
黒川芽以 横田真悠 中島歩 古坂大魔王 ジョナゴールド(りんご娘)宇野祥平 西川洋子
監督・脚本:横浜聡子
原作:越谷オサム『いとみち』(新潮文庫刊)
上映時間:116分
ⓒ 2011 越谷オサム/新潮社 ⓒ2021『いとみち』製作委員会
6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開