かつて一世を風靡した2ちゃんねるのオカルト版スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(通称“洒落怖”)。その内容は体験談、伝聞、創作等多岐に渡るが、近年『きさらぎ駅』や『樹海村』など、掲載エピソードが映画化され、再び脚光を浴びている。そんな“洒落怖”の中でも最もトラウマになると怖れられた「ヒッチハイク」がついに映画化。この度、その特報映像が公開された。
監督は『コープスパーティー』シリーズなど多くのホラー映画を手掛ける山田雅史。脚本は『きさらぎ駅』の宮本武史が担当し、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」に所属し、アーティストや俳優として活躍する大倉空人を主演に迎えて、辺鄙な山道でヒッチハイクをしたばかりに狂気の一家に追われる若者たちの惨劇を描く。
ヒッチハイクをする主人公らを恐怖の世界に引きずり込む異様なジョージ一家の父・ジョージ役はタレント・俳優・歌手としても活躍する川﨑麻世。その妻で異常に顔が白く不気味な笑みを浮かべる母・ジョセフィーヌ役には『ゼウスの法廷』など映画やドラマ、舞台で活躍している速水今日子。よだれを垂らしながら笑顔でお菓子をほおばる双子の娘・アオとアカ役には、短編映画『心残り』で主役を演じた双子女優の結城さと花と結城こと乃。
さらに、人里離れたドライブインで働き、ヒッチハイカーたちの動向を見守る謎の男・宝田を『人でなしの恋』などに出演する実力派俳優、細田善彦が不気味に演じる。
映画『ヒッチハイク』は2023年7月7日(金)より全国ロードショー。
異次元の山奥で繰り広げられる惨劇の一夜。その車には、絶対に乗ってはいけない‥‥。大学生の涼子と茜は、ハイキングの帰りに山道で迷ってしまう。やっとバス停に辿り着いたものの、バスが来る気配は全く無かった。さらに、涼子は足を怪我しており、茜の彼氏も飲み会で迎えに来られないらしい。ふたりは、意を決してヒッチハイクをすることに。こんな山奥で無謀にも思えたが、運良く1台のキャンピングカーが停まる。運転席から降りて来たのは、時代錯誤のカウボーイの格好をしたジョージと名乗る男。ジョージは快くふたりを受け入れ、車内へと誘う。そこには、ジョージの家族も同乗していたが、どこか異様な雰囲気が漂っていた。一方、過保護な親にウンザリしている健は、悪友の和也を誘い同じ山でヒッチハイクの旅をしていた‥‥。
監督:山田雅史
出演:大倉空人、中村守里、平野宏周、高鶴桃羽、速水今日子、結城さと花、結城こと乃、保田泰志、細田善彦、川﨑麻世
配給・宣伝:アルバトロス・フィルム
©2023「ヒッチハイク」パートナーズ
2023年7月7日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
公式サイト hitchhike-movie.com