ぐでたまは、2013年にサンリオが開催した食べ物をテーマにした新キャラクターの一般人気投票企画「食べキャラ総選挙」から誕生(第2位)。翌2014年から2020年まで朝の情報番組でショートアニメが放送された。Twitterフォロワーは100万人を超えるほどの人気にもかかわらず、本人はやる気がない。
そんなぐでたまを、最新のCG技術で主演キャラクターとして迎え制作されるNetflixシリーズ「ぐでたま ~母をたずねてどんくらい~」は、ぐでっとしていたい全ての人に贈る、脱力と共感の親探しロード・トリップ。先日、ぐでぐでやる気のないたまご【ぐでたま】以外にも【全24キャラクター(厳密には24種40たまご!?)】にものぼる、たまごキャラたちの声を武内駿輔がひとりで演じている事が発表となった本作。
この度、老若男女問わず幅広い層から高い人気を誇る人気お笑いコンビの霜降り明星が2人揃って個性豊かなたまごキャラの声優を務めることが決定。キャラクター紹介映像が解禁された。
自由になりたいと願うが、背中のシャリが重く、さらに海苔で縛られている【ぐでたま たまご寿司】の声をせいやが務め、賞味期限が大幅に過ぎ、腐ってしまったたまごで、しゃべり方も腐りきっていて言葉づかいも悪く、人のお腹をピーピー言わせるのが得意な【グレたま】の声を粗品が務める。
そんな個性が強いキャラクターを演じる事について、せいやは「たまご寿司は哀愁があるちょっと悲しいキャラクターなんです。長老的な面白いキャラクターなんです。今までになかったようなタイプのキャラクターで、回転寿司でなかなか取ってもらえなくて悲しいけど良い奴なんです。選ばれるのを諦めている様で、ちょっと芸人に近く、売れるか売れないかみたいな感じが共感出来て面白かったですね」と、自身と重ねて共感出来るものがあるという【ぐでたま たまご寿司】の魅力をたっぷりと語った。
粗品は「グレたまということで、グレているんです。セリフとか見ても結構“こらー”とか、“どこみとんねん”とか。最初、トラックに乗って登場する時、危ない!と思うところから始まるんですけど、結構オラついているんですよ。今回声優として、普段出したことない声でやりました(笑)」と、グレたまを演じるにあたってこだわった点を語った。さらに、アフレコで意識したことについて「グレているんですけど、ぐでってもいるので、ゆっくりやってくださいって言われました。ゆっくりグレって演じるのが、本当に難しかったです」と、苦労したポイントを明かした。
果たして、動きたくも働きたくもない主人公ぐでたまと、自分が飛べると信じる前向きなしゃきぴよのでこぼこコンビの旅は、霜降り明星の2人が演じたキャラクターたちとの出会いを通してどんな脱力感溢れるロード・ドリップとなるのか。
ぐでっとしていたい全ての人に贈るNetflixシリーズ「ぐでたま ~母をたずねてどんくらい~」は、12月13日(火)より全世界独占配信。
どうせ食べられるだけだと自分の運命を諦め、いつもぐでっとしていたいぐでたまが、前向きで暑苦しいひよこのしゃきぴよに巻き込まれ、冷蔵庫から外の世界へ。正反対のデコボココンビは、母親探しの旅に出ることに。旅の途中で多種多様なたまごたちと出会い、それぞれの調理法があることを知っていく、ぐでたま。ぐでたまが自分の行く先を考え始めた時、このままだと腐ることが判明。果たして、動きたくも働きたくもない主人公ぐでたまは、母親のもとにたどり着くことができるのか?ぐでたまとしゃきぴよ、正反対のデコボココンビが繰り広げる、脱力と共感の親探しロード・トリップ。
監督:榊原幹典
原作:サンリオ
声の出演:武内駿輔、福島星蘭、霜降り明星(せいや・粗品)
出演:中尾明慶、モトーラ世理奈 / 皆川猿時
©️ 2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G
2022年12月13日(火) Netflixにて世界配信(全10話)