戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作「ガンニバル」。3月の配信スタート時から度々大きな話題を呼んできた「ガンニバル」シーズン2がついに完結を迎えた。この度、本作の撮影裏側を捉えたメイキングムービー「撮影編」が公開された。
この度公開された映像では、主演の柳楽優弥が「片山(慎三)監督はみんなから愛されている方で、その片山監督が俳優部もしっかり愛している」「物語は喧嘩が多いのですが(全員と)コアがちゃんと繋がっているのを感じます」と、作品を作り上げるチーム全体が深い信頼関係で結ばれていたことを明かす。そして、警察官・阿川大悟を演じた柳楽はもちろん、大悟の妻・有希を演じた吉岡里帆、そして娘のましろを演じた志水心音らが真剣な様子で撮影に挑む様子が映し出されていく。


供花村に狂気のはじまりをもたらす後藤家と警察との激しい抗争シーンの緊迫の裏側が映し出されると、当主の恵介を演じた笠松将も片山監督だからこそ生み出せた現場の圧倒的な熱量を振り返る。そんな笠松は本作で、自身の体にカメラを着け、躍動感あふれる映像を押さえるボディーマウントという手法での撮影に挑んでおり、映像でも、カメラを装着したままアクションをこなす貴重な姿が映し出される。
片山監督は「前回なかった、恵介にカメラをつけて一緒に動いたりとか“あの人”の目線でヘルメットにカメラをつけて動いたりとか、誰かの目線でカメラみたいなアングルがシーズン1より多かったですね」と撮影の裏側について語り、シーズン2でスケールアップした迫力の映像を生み出した撮影手法を告白。さらに、本作のシーズン1から使用され、大活躍をしてきた通称“ロングジブ”と呼んでいる5mのクレーンカメラを多用したことも明かした。




さらに、シーズン2から新たに加わった恒松祐里は「片山さんをはじめとした監督たちのヴィジョンが広がっている」と片山慎三、佐野隆英、大庭功睦の監督の作り出した世界を絶賛。また、倉悠貴は「精密な美術の中で、何が出来るか常に考えながらやっていた」と振り返る。

本作の撮影は冬の寒い時期に行われており、夏の設定で展開する物語において、役者陣は苦労を強いられたという。それでもなお「『ガンニバル』を世界の人に届けたいという思いが一致団結していて、すごくかっこいいチームだった」という作品への強い想いを明かす吉岡や「出来上がったものを観てとにかく面白かった。2回観ましたから」と自信を語る笠松らの言葉に続き、柳楽は「アクションだけでなく、時代が反映されているような作品」と明かす。
映像の後半には、これまで観ることのなかった現場の和気あいあいとしたオフショット、そして俳優たちの確かな手ごたえを感じさせる裏側がたっぷり映し出されている。

ドラマ「ガンニバル」シーズン2はディズニープラス「スター」にて独占配信中。

都会から遠く離れた山間にある供花村で「‥‥この村では、人が喰われているらしい」という信じがたい噂の真相が徐々に明らかになり、大悟がある真実にたどり着く寸前のところで幕を閉じた前作。続くシーズン2では、村に隠されたすべての真実がついに明らかになる。
監督:片山慎三、佐野隆英、大庭巧睦
脚本:大江崇允
原作:「ガンニバル」二宮正明(日本文芸社刊)
出演:柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、高杉真宙、北香那、杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、吉原光夫、中島歩、岩瀬亮、松浦祐也、永田崇人、ジン・デヨン、六角精児、恒松祐里、倉悠貴、福島リラ、谷中敦、テイ龍進、 豊原功補、矢柴俊博、河井⻘葉、赤堀雅秋、二階堂智、大鷹明良、利重剛、中村梅雀、橋爪功、倍賞美津子
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